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Q&A

グループホーム

認知症対策 施設入居 認知症介護 グループホーム

グループホームではプライバシーが確保されていますか?入居したらどんな生活を送るのかも知りたいです。

認知症の母を介護施設に入居させようか迷っています。自宅の近くにあるのでグループホームに興味があるのですが、グループホームではプライバシーが確保されているのでしょうか? 母は他人と共同生活をしたことがないので、自分だけの空間がないと入居を拒否するかもしれません。自分だけの空間があると良いのですが…。 (大谷さん・パート・60歳) グループホームでは、ご入居の居室は基本的に一人部屋。つまり、プライバシーにも配慮された造りになっています。一方で、ご入居者同士や介護職員さんとのコミュニケーションも重視。共有部のリビングに行けば、他のご入居者や介護職員さんとおしゃべりも可能です。ご入居者お一人おひとりのプライバシーと、コミュニケーションの両立をしているわけですね。 グループホームでプライバシーを確保できる?どんな生活をするの? 認知症の母を介護施設に入居させるか悩んでいます。というのも、3年前に認知症を発症して以来、症状が進行しており、今では数時間前に話したことも忘れてしまうほどです。そういうこともあり、自宅の近くにあるグループホームへの入居を検討しています。ただ、グループホームではプライバシーは確保されているか気になっています。外から見る限り小さな建物だったので、自分だけのプライベートな空間はないのかな、と思いまして…。 いえ、グループホームは基本的にお一人部屋です。なので、プライベートな空間が確保されていますよ。 そうなんですね!母は、これまで誰かと共同生活をしたことがないので、自分だけの空間がないと嫌がるかなと思っていたのでよかったです。ちなみに、グループホームでは他の入居者さんや介護職員さんとおしゃべりしたりする機会ってありますか? はい、ありますよ!多くのグループホームでは、居室とは別にリビングなどの共有スペースを設けています。そのため、共有スペースに行けば他のご入居者や介護職員さんと交流できるような作りになっています。それに、掃除や料理、洗濯などの家事はご入居者と介護職員さんが協力しておこなうので、自然とコミュニケーションを取れるのもグループホームの特徴です。 それはよかった!最近は、母は家から出る機会がほとんどなくなり、コミュニケーションを取るのは家族だけだったんです。そのため、他の入居者さんと交流できるような施設を希望していたので、ぴったりな気がします。 グループホームでの生活は… グループホームではどんな生活を送るのでしょうか?認知症の人がたくさん入居しているというのは、聞いたことがあるのですが…。 そうなんです。グループホームは、認知症の方、限定の施設。認知症の方が思い思いの生活を送っていますよ。例えば、グループホームでは起床時間や就寝時間が定められていないことが多いです。他の介護施設では、朝になると介護職員さんが声掛けをしたり着替えの手伝いをするので、決められた時間に起きないといけないことがあります。一方でグループホームでは、起床・就寝時間が決められていないので、タイミングはご本人次第。朝はゆっくり派の人も、ご自分の生活スタイルを崩さずに生活できるんです。 へー!そうなんですね。介護施設は、みんな1日のスケジュールが決められているのかと思っていました。 認知症の方は変化に敏感なので、なるべくご自分のタイミングを崩さずに生活できるように配慮されているんですね。また、グループホームではユニットごとに生活をしており、1つのユニットは最大9名。少人数なのでアットホームな雰囲気です。それに、人数が少ないので他のご入居者や介護職員さんの顔を覚えやすいのも、認知症の方には暮らしやすいポイントなんです。 なんで、顔を覚えやすいのが暮らしやすいポイントなんですか? 認知症になると、新しいことを覚えるのが苦手になります。そこで大規模施設で生活すると、大人数が出入りするので認知症の人は周囲の人が覚えられず、毎日、見知らぬ人の中で暮らしているような感覚になり、不安を感じやすいんです。対して、グループホームの少人数体制なら、毎日、顔を合わせているうちに顔見知りになりますから、それが安心感につながっていくんです。 なるほど…。母も人の顔を覚えられなくなっているようなので、もしかしたら少人数の施設の方が良いのかも。 また、グループホームの特徴のひとつに、家事をできるだけご入居者自身でおこなう点があります。有料老人ホームなど、他の介護施設では家事などは介護職員さんがおこないますが、グループホームでは介護職員さんとご入居者が協力しておこなうんです。グループホームでは、できるだけご入居者の今ある力を残し、得意なことで活躍してもらうことを重視しています。なので、料理好きのご入居者には料理、きれい好きなご入居者には掃除、といった役割分担をしていることもありますよ。もちろん、介護職員さんが近くでサポートして、安全を確保したうえでご入居者が家事をしています。 母は料理が得意な人でしたが、最近はまったく作らなくなりました。介護職員さんがサポートしてくれるなら、ぜひまた作ってほしいですね。 グループホームのケアの特徴は グループホームについてあまり知りませんでしたが、北野室長の話を聞いておおまかに入居後の生活をイメージできました。 それはよかったです!グループホームは他の介護施設と異なり、認知症の方だけが入居できる施設です。認知症の方には特別なケアが必要ですが、グループホームの職員さんは認知症ケアを得意としているので安心して任せられるのも特徴なんです。 特別なケアというと、どんなケアをしているんですか? 例えば、認知症の症状を進行させないためのリハビリを大切にしています。そのひとつが生活リハビリ。食事を用意したり掃除をしたり、服を着替えたり…といった日常的な動作すべてがリハビリになると考えて、できるだけご自身の力で作業をしてもらっています。どうしてもご自宅で介護していると、時間がなかったり気持ちの余裕がなかったりで、お母様の作業に手を出さずに見守ることはできないかもしれません。でも、グループホームでは介護職員さんがご入居者自身の手を動かすのが重要なことを理解しているので、「できないことだけを手伝う」ケアを実施しています。 確かに、母は身支度に時間がかかるようになってしまって、全部、私が代わりにやってしまっていました。それは良くなかったんですね…。 お仕事や家事で忙しいと、余裕のある対応は難しいですよね。だからこそ、グループホームへの入居を検討していただきたいです。それに、認知症は適切な対応をすることで症状の進行が緩和することも。でも、認知症の症状に配慮した対応はご自宅では難しいので、グループホームで認知症ケアのプロに任せるのも良いのではないでしょうか。 居室は一人部屋でプライベートな空間を確保している 1ユニット9名で生活。少人数ならではの密な交流ができる 介護職員が認知症ケアを得意としている安心感がある pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; ...

2023/01/16

施設入居 認知症介護 グループホーム

グループホームではどんな過ごし方をしていますか?認知症の母を入居させたいと考えています。

認知症の母が入る介護施設を探しています。母はおしゃべりが好きなので他の入居者さんや職員さんとコミュニケーションを活発に取れる施設が良いと考えており、グループホームが良いのでは、と思っています。 そのため、詳しくグループホームについて知りたいです。グループホームでは、毎日どんな過ごし方をしているのでしょうか?1日の流れは決まっていますか? (矢野さん・主婦・63歳) グループホームでは、ご入居者お一人おひとりの生活スタイルを尊重しているので、毎日のスケジュールは決まっていません。なので、起きる時間や寝る時間もご入居者によって異なりますよ。もちろん、ご自分の部屋でずっとこもりきりになってしまうと認知症の症状が進行してしまう可能性がありますから、規則正しい生活ができるように共有スペースに出てこられるようにお声がけすることはあります。とはいえ、ご本人の意思を尊重した生活をおくれるように配慮されています。 グループホームではどんな過ごし方をしている? 認知症の母が入る介護施設を探しています。母はおしゃべりなので、他の入居者さんや介護職員さんと話ができる施設が希望です。親御さんがグループホームに入っている友人から、「グループホームは少人数でアットホーム」と聞いて、グループホームに興味を持っています。なので、グループホームについて詳しく教えてください。グループホームでの生活はどんな感じなんでしょうか?1日の流れが決められているのでしょうか? いえ、明確に1日のスケジュールが決められているわけではありません。起床や就寝の時間も自由ですよ。とはいえ、不規則な生活をしてしまうと健康にも良くないですし、それが原因で認知症が進行してしまう可能性も。なので、ずっと部屋にこもりきりの人には声掛けをしたり、レクリエーションに参加を促すこともありますよ。 えっ!不規則な生活で認知症が進行してしまうことがあるんですね! そうなんです。なので、グループホームではご入居者の生活スタイルを尊重しつつ、こもりきりにならないようにお部屋から出るきっかけを提供しています。例えば、毎日の食事に加えてレクリエーションといった日常に刺激を感じられるきっかけを作って、無理なく健康的な生活ができるように工夫をしています。以下は、グループホームの主な1日の過ごし方の流れです。あくまで1つの例なので、この通りにはならないこともあります。 6:00 起床 7:00 朝食 10:00 お茶 10:30 入浴・自由時間 12:00 昼食 14:00 レクリエーション 15:00 おやつ 17:00 夕食 21:00 就寝 認知症の人が自分らしく暮らせる生活スタイル 介護施設ってグループホームだけではなくて、いろんな名前の施設がありますよね?その中でもグループホームの特徴って何でしょうか?友人が「グループホームはおすすめ」と言っていたのですが、他の施設との違いがあるんですか? グループホームの一番の特徴は、「少人数での生活する」ということでしょうか。グループホームは5~9人のユニット制をとっており、毎日の生活はユニットごとです。少人数制にしているのは、認知症の人が心穏やかに過ごせる環境にするため。認知症になると新しいことや人の顔を覚えるのが苦手になるので、たくさんの知らない人に囲まれると不安になってしまうんですね。そこで、グループホームでは生活の単位を少人数にすることで、ご入居者の精神的な負担を減らしているんです。 なるほど。友人からグループホームでは少人数単位で生活していることを聞いていましたが、認知症の症状を考えてのことだったんですね。 そうなんです。不安感は認知症の症状が悪化してしまう原因のひとつ。なので、認知症の人のストレスをできるだけ減らしているんです。また、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護施設とグループホームの大きな違いは、家事をできる限りご入居者がおこなうこと。他の介護施設のほとんどは、料理や掃除、洗濯といった家事をするのは職員さんですが、グループホームではご入居者自身が協力しながらおこなっているんですよ。 え、そうなんですね!施設に入れば介護職員さんが何でもやってくれるものと思っていました。 もちろん、ご入居者がお一人ではできないところは職員さんがおこないます。でも、すべて職員さんに任せきりにしてしまうと、ご入居者のできることをうばってしまうことがあるんです。今ある力を生かすために、身の回りのことはできるだけご自身の手でやっていただくんですよ。それに、料理好きなご入居者には積極的に食事作りを担当してもらったり、きれい好きなご入居者には掃除を中心に家事に参加してもらったり…。介護職員さんのサポートを受けながらお一人おひとりの得意分野を生かし、ご入居者同士が協力しながら生活しています。 そういうことなんですね。うちの母も料理好きな人だったのですが、認知症になってからは危ないので料理をさせていません。でも、介護職員さんのサポートがあるならぜひ料理をさせてあげたいですね…。 ぜひ、グループホームに見学に行ったときにそういった希望も相談してみてください。施設の職員さんもお母様がお母様らしく生活できるようにサポートしてくれると思いますよ。 グループホームでは起床・就寝時間は自由 認知症の症状に配慮した少人数の9名ユニット 料理・掃除・洗濯は介護職員の手を借りながら、自分でおこなう pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; ...

2022/12/26

施設入居 認知症介護 グループホーム 看取り

グループホームでは看取りの対応ができますか?母の最期は病院ではなく施設で迎えてさせてあげたいと思っています。

母の認知症が進行しており、介護施設に入居させようと考えています。母は大人数が苦手なので、グループホームを中心に探している状況です。ただ、母は今は元気ですが高齢なため看取りの対応ができる施設が良いかな、と思っています。 看取りができるグループホームはあるんでしょうか? (西川さん・65歳・自営業) 看取りができるグループホームはありますよ!グループホームは少人数のユニット体制のため、介護職員さんや他の入居者さんも見知った顔の中で最期までの時間を過ごせるのが魅力なんです。ただ、医師や看護師が常駐していない施設がほとんどなので、医療処置が必要な場合はグループホームでの看取りは難しいです。また、すべてのグループホームで看取りの対応をしているわけではないので、事前に確認しておきましょう。 グループホームで看取りはできる? 最近、母の認知症が進行してきて、自宅では介護しきれなくなってきたので介護施設に入居させようと考えています。母は大人数が苦手なので、介護施設の中でも少人数体制のグループホームが合っているんじゃないかと思って施設探しをしています。ただ、母はもう89歳。今後のことを考えると、看取りの対応をしている施設が良いです。グループホームでは看取り介護をしてもらえるのでしょうか? グループホームで看取り介護をしているかどうかは、施設ごとに異なります。看取りができるグループホームもあれば、看取りの体制が整っていないところもあるんです。 そうなんですね。じゃあ、施設に確認しなきゃいけないんですね。 おっしゃる通りです。高齢化に伴って介護を必要とするご高齢者が増えて、それに合わせて看取りができるグループホームも増加しています。とはいえ、まだまだ看取りができない施設も多いのが実情です。 グループホームでの看取り介護 看取りができるグループホームを探している、と言いつつ、看取り介護でどんなことをするのかをよくわかっていません。グループホームではどんな対応をしてくれるんでしょうか? グループホームに限らず、看取りケアは以下のような流れでおこなわれます。 協力医療機関の医師の判断 家族の同意 看取り介護の計画を作成 看取り介護の実施 医師が「回復の見込みがない」かつ「医療機関での処置の必要性が低い」と判断した人が看取りケアの対象となります。ほとんどのグループホームには医師が常駐していませんから、この判断は協力医療機関の医師がおこないます。その後、医師からご家族に看取りケアの必要性を説明し、同意を得ます。この際に、ご家族は「グループホームで看取り介護をおこなう」という選択はもちろん、「医療機関に入院する」という選択も可能です。 なるほど。医師からの説明があるなら安心できますね。 そして、グループホームで最期を迎える場合、医師や看護師などと連携してケアマネジャーが看取りケアの計画を作成します。ここで、具体的なケア内容を決めるわけですね。ご家族の要望もこの計画に盛り込むことができます。そうして決定した計画に基づいて、看取り介護が開始されます。ちなみに、看取りケアでは血圧などのバイタルチェックはおこないますが、点滴などの医療的ケアはおこなわれません。こうした医療処置をおこないたい場合は、医療体制の整っている介護施設か病院に入院する必要があるので注意してください。 点滴はグループホームではできないんですね。では、具体的にはどんなことをしてもらえるんですか? グループホームでの看取りに限らず、看取り介護では以下のようなケアを実施します。 栄養・水分補給 清拭(入浴) 口腔ケア 排泄ケア 体位変換 褥瘡ケア 身体的苦痛の緩和 定期的な居室巡回 居室の環境整備 バイタルの確認 コミュニケーション スキンシップ 看取り期の人は、口からの栄養摂取ができない状況であることが多いです。それでも、無理のない範囲でゼリーなどで水分・栄養摂取をします。合わせて、口腔ケアも重要です。口の中にゼリーなどが残っていたり唾液が溜まってしまうことで、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。穏やかな最期を迎えていただくためにも、口腔ケアは大切なんですね。 食事をしないから口腔ケアは必要なさそうですが、重要なんですね…。 また、同じように体位変換や褥瘡ケアも大切。看取り期の人はベッドの上で長時間、横になっているわけですから、褥瘡ができやすい状態です。さらに、ほとんど栄養を摂らず皮膚が弱くなっていることも褥瘡の原因になります。そのため、定期的な体位変換で褥瘡の予防をおこないます。 「コミュニケーション」というのは何ですか?看取りの人は意識がないので、会話はできないですよね? ええ、ほとんど会話はできない状態であることが多いです。意識がはっきりしていなくても、聴覚は最期まで残っていると言われています。そのため、看取りケアでも名前を呼びかけたり声をかけてあげるんです。…と、このように、看取りケアではその人がなるべく苦痛がなく穏やかに最期を迎えられるように支援をおこなっていきます。 医師・看護師のいないグループホームでの看取り ここまで、グループホームでおこなう看取りケアについてお話をしてきました。グループホームでの看取りケアについてイメージできたでしょうか? はい。最期まで自宅で過ごせない以上、やはりグループホームで看取りケアをしてもらう方が良いかな、と考えています。 それはよかったです。ただ、グループホームでの看取りケアには注意点があります。 注意点ですか?どんなことでしょう? ほとんどのグループホームに医師・看護師が常駐していないということです。 えっ!グループホームって、ドクターや看護師さんが常駐していないんですか? そうなんです。中には看護師が日中は勤務しているグループホームもありますが、ごくわずかです。そのため、協力医療機関の医師が定期的に往診していたり、訪問看護を利用して医療処置を受けているケースが大半です。もし、「何かあったときにすぐに医師や看護師のケアが欲しい」と考えている場合は、グループホームでの看取りケアは難しいですね…。 そう聞くと不安になりますね…。どうしたら良いんでしょうか? 「やっぱり看護師がいる環境で看取り介護を受けたい」という場合は、特別養護老人ホームや有料老人ホームを選ぶのがおすすめです。グループホームのように、少人数体制でない施設が多いのですが、日中は看護師が常駐していますよ。もちろん、元気なうちはグループホームに入居して、医療的ケアが必要になったら特養や有料老人ホームに転居するのもひとつの手です。 そういった方法もあるんですね!グループホームしか考えていなかったので、その他の施設も視野に入れてみます。 もちろん、状態が安定していれば、グループホームでも看取りの受け入れは十分可能です。ただ、事前に医師や看護師が常駐していないことを理解したうえで、グループホームで看取りをするかどうかを決めてくださいね。 看取りができるグループホームの探し方は 看取りケアに対応しているかどうかは、グループホームによって違うんですよね?いくつもあるグループホームの中から、どうやって看取りケアをしている施設を探せば良いんでしょうか? グループホームが看取り対応しているかどうかは、契約内容について記載している「重要事項説明書」を見ればわかります。この重要事項説明書で「看取り介護加算」を算定しているグループホームは、看取りケアの対応が可能です。ただ、重要事項説明書はネット上で公開している施設もありますが、いちいち探すのも面倒なのが正直なところ。なので、やはり手っ取り早いのは、グループホームに直接問い合わせる方法でしょう。 それはそうですよね。施設に電話すればどんな対応ができるのかも聞けるでしょうし…。でも、どこにどんなグループホームがあるのかもよくわからないので、問い合わせのしようがないというか…。 そうなんですよね。なので、看取り対応をしているかどうかをグループホームに問い合わせたい場合は、ぜひ「いい介護 入居相談室」にご相談ください。近隣の複数のグループホームに問い合わせがまとめてできますよ。グループホームでの看取りは、小規模体制ならではの温かみを感じられるものです。ただ、必ずしも看取りの対応ができるとは限らないので、事前にしっかり確認してくださいね。 グループホームでも看取り対応している施設と対応していないところがある 医療体制が充実しているわけではない点に要注意 pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } ...

2022/11/01

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介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

介護付き有料老人ホームは、介護スタッフが24時間常駐している介護施設。介護サービスや身の回りの世話を受けられます。 この記事では、介護付き有料老人ホームの種類及び入居のための条件や必要な費用、サービス内容などを詳しく説明しています。 https://youtu.be/oK_me_rA0MY 介護付き有料老人ホームの特徴 介護付き有料老人ホームとは、有料老人ホームのうち、都道府県または市町村から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。24時間介護スタッフが常駐し、介護や生活支援などは施設の職員により提供されます。 主に民間企業が運営しているため、サービスの内容や料金は施設ごとに異なります。また、入居基準も施設により異なり、自立している方から介護が必要な方まで幅広く受け入れている施設も。選択肢が幅広いため、自分に合った施設を選ぶことができます。 看取りまで対応している施設も多数あり、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなります。 全体の概要をまとめるとこのようになります。 費用相場 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 15~30万円 入居条件 要介護度 自立~要介護5※1 認知症 対応可 看取り 対応可 入居のしやすさ ◯ ※施設の種類によって異なります。 特定施設入居者生活介護とは 特定施設入居者生活介護は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。指定を受けてこのサービスを提供する施設は、一般的に「特定施設」の略称で呼ばれています。 介護付き有料老人ホームの種類と入居基準 介護付き有料老人ホームには「介護専用型」「混合型」「健康型」の3種類があり、それぞれ入居条件が異なります。 介護度 ...

2021/11/10

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グループホームとは|入居条件や費用、入居時に気をつけたいポイントを解説

認知症の方の介護は大変です。「そろそろ施設への入居を検討しよう」と思っても、認知症の症状があると、入居を断られてしまうのではと心配もあるでしょう。 グループホームは認知症高齢者のための介護施設です。住み慣れた地域で暮らし続けられる地域密着型サービスであり、正式な名称を「認知症対応型共同生活介護」といいます。 こちらの記事では、グループホームについて解説します。また、グループホームで受けられるサービスや費用、施設選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/EofVO7MRRDM この記事を読めばこれがわかる! グループホームの詳細がわかる! グループホームを選ぶ際のポイントがわかる! グループホームへ入居する際の注意点がわかる! グループホームとは グループホームとは、認知症高齢者のための介護施設です。専門知識と技術をもったスタッフの援助を受けて、要支援以上の認知症高齢者が少人数で共同生活をおくります。 「ユニット」といわれる少人数のグループで生活し、入居者はそれぞれ家事などの役割分担をします。 調理や食事の支度、掃除や洗濯など入居者の能力に合った家事をして自分らしく共同生活を過ごすところが、ほかの介護施設や老人ホームとは異なるポイントです。 グループホームの目的は、認知症高齢者が安定した生活を現実化させること。そのために、ほかの利用者やスタッフと協力して生活に必要な家事を行うことで認知症症状の進行を防ぎ、できるだけ能力を維持するのです。 グループホームは少人数「ユニット」で生活 グループホームでは「ユニット」と呼ばれるグループごとに区切って共同生活を送るのが決まり。1ユニットにつき5人から9人、原則1施設につき原則2ユニットまでと制限されています。 少人数に制限する理由は、心穏やかに安定して過ごしやすい環境を整えるため。環境変化が少なく、同じグループメンバーで協力して共同生活することは、認知症の進行を防ぐことに繋がります。 認知症の方にとって新しく出会う人、新しく覚えることが難しいので、入居者やスタッフの入れ替わりが頻繁にある施設では認知症の高齢者は心が落ち着かず、ストレスを感じ生活しづらくなってしまいます。その結果、認知症症状を悪化させるだけでなく、共同生活を送る上でトラブルを起こすきっかけとなります。 慣れ親しんだ場所を離れて新しい生活をするのは認知症の方には特に心配が尽きないもの。その心配を軽減するため、より家庭にできるだけ近づけ、安心して暮らせるようにしています。 グループホームの入居条件 グループホームに入居できるのは医師から「認知症」と診断を受けている方で、一定の条件にあてはまる方に限ります。 原則65歳以上でかつ要支援2以上の認定を受けている方 医師から認知症の診断を受けている方 心身とも集団生活を送ることに支障のない方 グループホームと同一の市町村に住民票がある方 「心身とも集団生活を送ることに支障のない」という判断基準は施設によって異なります。入居を希望している施設がある場合には、施設のスタッフに相談しましょう。 また、生活保護を受けていてもグループホームに入ることは基本的には可能です。しかし、「生活保護法の指定を受けている施設に限られる」などの条件があるので、実際の入居に関しては、行政の生活支援担当窓口やケースワーカーに相談してみましょう。 グループホームから退去を迫られることもある!? グループホームを追い出される、つまり「強制退去」となることは可能性としてゼロではありません。一般的に、施設側は入居者がグループホームでの生活を続けられるように最大限の努力をします。それでも難しい場合は、本人やその家族へ退去を勧告します。「暴言や暴力などの迷惑行為が著しい場合」「継続的に医療が必要になった場合」「自傷行為が頻発する場合」etc。共同生活が難しくなった場合には追い出されてしまうこともあるのです グループホームで受けられるサービス グループホームで受けられるサービスは主に以下です。 生活支援 認知症ケア 医療体制 看取り それぞれ詳しく見てみましょう。 生活支援 グループホームでは以下の生活面でのサービスを受けられます。 食事提供 :◎ 生活相談 :◎ 食事介助 :◎ 排泄介助 :◎ 入浴介助 :◎ 掃除・洗濯:◯ リハビリ :△ レクリエーション:◎ 認知症を発症すると何もできなくなってしまうわけではなく、日常生活を送るだけなら問題がないことも多いです。 グループホームには認知症ケア専門スタッフが常駐しています。認知症進行を遅らせる目的で、入居者が専門スタッフの支援を受けながら入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこないます。 食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで、そして洗濯をして干すといった作業や掃除も、スタッフの介助を受けながら日常生活を送ります。 グループホームでは、入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこなうことになります。 例えば、食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで。また、そして洗濯をして、干すまで…など。そのために必要な支援を、認知症ケアに長けた専門スタッフから受けられるのが、グループホームの大きな特徴です。 グループホームは日中の時間帯は要介護入居者3人に対して1人以上のスタッフを配置する「3:1」基準が設けられています。施設規模によっては、付き添いやリハビリなどの個別対応が難しいので、入居を検討する際は施設に確認しましょう。 認知症ケア 施設内レクリエーションやリハビリのほかに、地域の方との交流を図るための活動の一環として地域のお祭りに参加や協力をしたり、地域の人と一緒に公園掃除などの活動を行う施設も増えてきました。 グループホームとして積み上げてきた認知症ケアの経験という強みを活かし、地域に向けた情報発信などのさまざまな活動が広がっています。 地域の方と交流する「認知症サロン」などを開催して施設外に居場所を作ったり、啓発活動として認知症サポーター養成講座を開いたりするなど、地域の人々との交流に重きを置くところが増えています。 顔の見える関係づくりをすることで地域の人に認知症について理解を深めてもらったり、在宅介護の認知症高齢者への相談支援につなげたり。 こうした活動は認知症ケアの拠点であるグループホームの社会的な価値の向上や、人とのつながりを通じて入所者の暮らしを豊かにする効果が期待できます。 医療体制 グループホームの入居条件として「身体症状が安定し集団生活を送ることに支障のない方」と定義しているように、施設に認知症高齢者専門スタッフは常駐していますが、看護師が常駐していたり、医療体制が整っているところはまだまだ少ないです。 しかし近年、高齢化が進む社会の中で、グループホームの入居者の状況も変わってきています。 現在は看護師の配置が義務付けられていないので、医療ケアが必要な人は入居が厳しい可能性があります。訪問看護ステーションと密に連携したり、提携した医療機関が施設が増えたりもしているので、医療体制について気になることがあれば、施設に直接問い合わせてみましょう。 看取り 超高齢社会でグループホームの入所者も高齢化が進み、「看取りサービス」の需要が増えてきました。 すべてのグループホームで看取りサービス対応しているわけではないので、体制が整っていないグループホームの多くは、医療ケアが必要な場合、提携医療施設や介護施設へ移ってもらう方針を採っています。 介護・医療体制の充実度は施設によってさまざまです。介護保険法の改正が2009年に行われ、看取りサービスに対応できるグループホームには「看取り介護加算」として介護サービスの追加料金を受け取れるようになりました。 看取りサービスに対応しているグループホームは昨今の状況を受け増加傾向にあります。パンフレットに「看取り介護加算」の金額が表記されているかがひとつの手がかりになります。 グループホームの設備 グループホームは一見、普通の民家のようで、家庭に近い雰囲気が特徴ですが、立地にも施設基準が設けられています。 施設内設備としては、ユニットごとに食堂、キッチン、共同リビング、トイレ、洗面設備、浴室、スプリンクラーなどの消防設備など入居者に必要な設備があり、異なるユニットとの共有は認められていません。 入居者の方がリラックスして生活できるように、一居室あたりの最低面積基準も設けられています。このようにグループホーム設立にあたっては一定の基準をクリアする必要があります。 立地 病院や入居型施設の敷地外に位置している利用者の家族や地域住民と交流ができる場所にある 定員 定員は5人以上9人以下1つの事業所に2つの共同生活住居を設けることもできる(ユニットは2つまで) 居室 1居室の定員は原則1人面積は収納設備等を除いて7.43㎡(約4.5帖)以上 共有設備 居室に近接して相互交流ができるリビングや食堂などの設備を設けること台所、トイレ、洗面、浴室は9名を上限とする生活単位(ユニット)毎に区分して配置 グループホームの費用 グループホーム入居を検討する際に必要なのが初期費用と月額費用です。 ここからは、グループホームの入居に必要な費用と、「初期費用」「月額費用」それぞれの内容について詳しく解説していきます。 ...

2021/11/15

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2021/10/28

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