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#お役立ち情報

#お役立ち情報 #認知症 #認知症対策

イギリス発、認知症のおばあちゃんと孫の愛の物語が日本で発売!

大切な家族が認知症になってしまったとき、一番悲しいのは自分たちとの思い出を忘れていくことではないでしょうか。 楽しかった思い出、悲しみや苦しみを共に乗り越えた思い出、さらには日常生活に必要な記憶も消えていく…。こちらの気持ちまで沈んでしまいそうになりますよね。 そんなとき、気持ちを前向きにしてくれる何かがあれば、と思う方は多いことでしょう。今回は心の休息のお供にできる素敵な絵本を紹介します。 イギリス発、あたたかい家族愛の物語 小学館から、絵本「わすれないでね ずっと だいすき」が発売されました。この本は編集者の実体験に基づく、イギリス発のおばあちゃんと孫の愛の物語です。 私たちにとって一番大切なことを教えてくれる、気持ちが前向きになる一冊となっています。 編集者の切なく優しい願い 「わすれないでね ずっと だいすき」はイギリスの翻訳絵本です。「同じ悲しみのなかにいる人たちの力になることを願って」と、父親が認知症になり思い悩んでいた編集者の発案で生まれました。 孫のことを忘れてしまったおばあちゃんと「ぼく」のやり取りには、認知症の人への寄り添い方のヒントが隠されています。 日本語訳版の監修は、約15万部のヒット作「認知症世界の歩き方」(ライツ社)の著者である筧裕介氏(慶應義塾大学院特任教授・認知症未来共創ハブ運営委員)です。 筧氏は「認知症のある方ご本人と周囲の方との、自然で素敵な関係性が描かれた、魅力的な絵本です。お子さんと両親、祖父母など三世帯で共に読むことをお勧めします。」とコメントしています。 おばあちゃん、おじいちゃんのことが大好きなご家族はもちろん、高齢の方との向き合い方に悩んでいる方、お子さんに認知症のことを知ってもらいたい親御さんにぜひ手に取ってもらいたい、深くあたたかい本です。 9月のアルツハイマー月間、そして敬老の日に家族でこの絵本を読んで、優しい気持ちに包まれてみるのもいいかもしれませんね。

2022/09/12

#お役立ち情報 #施設入居

老人ホーム・お寺・カフェが1つのビルに?ユニークな複合ビルが運用開始

今秋、老人ホーム・お寺・カフェが一体化した複合ビルが東京都中央区月島にオープンしました。あまり聞いたことのない組み合わせですが、一体どのようなビルなのでしょうか? どんなビル? 同ビルは、築地本願寺佃島説教所(1934年に建設)が老朽化のため取り壊された跡地に建設されました。月島は東京メトロ有楽町線、都営大江戸線の2線が乗り入れるアクセスの良さながら、公園や隅田川など自然が多く、住みやすいエリアとも言われています。 1階には、「築地本願寺カフェTsumugiはなれ月島店」、2階に本堂が入っており、3階から9階までが介護付き有料老人ホーム「ドーミー月島駅前」です。老人ホームは全53室あり、65歳以上の自立した人から要介護の人まで入居が可能です。 カフェでは、卵焼きの名店「つきぢ松露」など築地の名店の13品を使用した「18品のブッダボウル」などが提供されます。どんぶりの上にごはんが見えないほど具材が敷き詰められ、スプーンですくう度に違う味が楽しめます。 内覧会では 築地本願寺の東森尚人副総務長はビルの内覧会にて、「地域のランドマークになれば」と語りました。 また、老人ホームと病院の組み合わせはよくあるが、老人ホームと寺の組み合わせは類を見ないそう。質疑応答では「ネガティブなのでは」という問いがありましたが、老人ホームの担当者は「現在部屋の20戸以上は問い合わせがある」と人気があることを証明しました。 数年前から終活という言葉を耳にしますが、終活はモノや資産を整理することだけでなく、ライフスタイルを見つめ直しこの先の人生を実り多いものにするための活動。セカンドステージをいきいきと安心して過ごしたいと思う人から問い合わせがあるのかもしれませんね。

2022/09/12

#お役立ち情報 #社会問題

独居高齢者が増加中。会話サービス「ざつだん」が孤独高齢者を救う?

「ちょっとだけ話し相手がほしい」「1人の時間が寂しい」など、超高齢社会である日本ではそういった思いを持った高齢者が増えているとされています。 というのも、総務省によると、65歳以上のひとり暮らしの世帯が増えていることがわかっているそう。65歳以上の単独世帯は、2010年には20%ほどでしたが2020年には30%を超えており、2040年には40%にのぼるという推計も出ています。 そこで、株式会社2Lは会話サービス「ざつだん」と総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」の提供を開始。「話し相手がほしい」「ちょっとした困りごとを頼みたい」といった、超高齢社会で求められるニーズに合わせたサービスを始めました。 ちょっとした悩みを解決 株式会社2Lが提供開始した会話サービス「ざつだん」と総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」は、日常の困りごとを解決するサービスです。 会話サービス「ざつだん」は、個人・法人のどちらも利用できるのが特徴です。 例えば、「ひとり暮らしで寂しいので話し相手がほしい」「入院中に時間を持て余してしまう」という個人の悩みを解消。法人に対しては「利用者と話す時間を書類作成の時間にあてたい」「利用者の会話時間を増やしたい」といった依頼も受け付けるそうです。 また、「マッチ」は従来の家事代行サービスのように大掛かりなものでなくても依頼可能。「電球を取り替えてほしい」「寂しいからご飯を一緒に食べてほしい」「掃除を手伝ってほしい」などのちょっとした困りごとでも対応してくれます。 この2つのサービスは、当日の予約でもOKな点が魅力。個人の依頼は2時間前、法人の場合は3時間前からできるので、「すぐ依頼したい」というときでもスピーディーに対応しています。 元気なシニアが活躍できる? 高齢化に伴って、”ちょっとした”困りごとを抱えた高齢者は増えていくでしょう。さらに、高齢者が増えると同時に介護現場の負担も大きくなります。介護現場は慢性的な人手不足に悩まされているため、そうした”ちょっとした”ことに対応する余裕がなくなりつつあります。 そこで、介護のプロが介護に専念できるように、こうした”お困りごと解決サービス”を現場で導入するのも良いのかもしれませんね。 さらに、「ざつだん」サービスはその名の通り雑談をするだけ。体力の心配がある人でも働けますし、シニアの豊富な経験が生かせるかもしれません。そのため、元気なシニアの仕事としてもピッタリではないでしょうか。 ただ、このサービスは始まったばかりなので、提供されているのは都内の一部エリアのみ。もっと広まると使いやすいサービスになりそうですよね。

2022/08/19

#お役立ち情報 #コロナ対策

介護施設での「効果的で負担の少ない」感染対策とは?頻繁な消毒は不要

新規感染者の急増で、介護施設や医療機関がひっ迫した新型コロナウイルスの第6波。医療機関が感染者を受け入れきれなくなったことで、介護施設での療養を強いられてそこから施設内クラスターに拡大したケースが少なくなかったことも問題になりました。 そこで、新型コロナ対策の専門家が政府の新型コロナ対策アドバイザリーボードに「“効果的かつ負担の少ない”医療・介護場面における感染対策」についての提言を提出。過剰な感染対策ではなく、職員の負担に考慮した対策について触れています。 過剰な感染対策は不要 今月8日、東邦大学の舘田教授などの専門家が、「“効果的かつ負担の少ない”医療・介護場面における感染対策」という提言を厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードに提出しました。 この提言は、新規感染者が急増した第6波の介護・医療現場の混乱をふまえて作成されたもの。ワクチンや治療薬の導入によって感染者の重症化する頻度が減少しているため、より現場職員にとって負担の少ない方法を紹介しています。 また、これらの対策は、標準的な感染対策を前提としたもの。「換気をする」「距離を離す」「短時間にする」「マスクを付ける」といった対策を基本として、感染者と対応する際の防具の扱いについて触れています。 具体的には、感染者と接触する際にはサージカルマスクを着用。そのうえで状況に応じて手袋、ガウン、フェイスシールドの使用を求めています。 特に、食事介助、体位交換、リハビリなどの場合は接触時間が長くなって濃厚接触のリスクが高いため、ガウン、フェイスシールドの使用を推奨。一方で、身体的な接触がない場合にはエプロンやガウンは使用しなくても良いそうです。 加えて、エレベーターのボタンの消毒など、過剰な設備への消毒は減らしても良いとしています。 現場の負担軽減に 第6波で新規感染者が増加したときには、介護施設でのクラスターが多発して大きな混乱が起きました。 その際に、感染した入居者の対応に職員の手が足りないケースも。ガウンやエプロンなどの防護具の扱いや、施設内の消毒など作業量が膨大になって業務を圧迫した施設も少なくないでしょう。 そこで、今回の提言を参考に感染者が発生したときの対応を見直してみるのも良いかもしれません。業務量が多いのは変わらないかもしれませんが、少しは負担の軽減になるのではないでしょうか。

2022/06/14

#お役立ち情報 #地域の取り組み

高齢者の訪問理美容の利用を支援!1回2000円でヘアカットできる

「足が痛くて美容室まで行くのが辛い」「認知症で美容室につれていくのが難しい」など、美容室に足を運べないためにヘアカットがなかなかできないこともあるかもしれません。 そういったときに利用できるのが、訪問理美容サービス。大阪府泉大津市では訪問理美容サービスの助成を開始し、助成券を理美容師にわたすことで、1回2000円でサービスを利用できます。 訪問理美容を2000円で 大阪府泉大津市で、訪問理美容サービスの助成を開始。交付された助成券を使うことで、訪問理美容サービスを1回2000円で受けられます。 訪問理美容サービスとは、何らかの理由で理容室・美容室に行けない人が受けられるサービスです。 このサービスは、誰でも受けられるものではなく、足腰が不自由だったり認知症のために美容室に行けない場合に利用できるもの。高齢者以外にも障害を持っていたり妊娠中のため移動が大変な人なども利用できます。 利用できるサービスは、ヘアカットやシャンプー、事業所によってはヘアカラーやパーマのメニューを提供していることもあります。 しかし、このサービスは介護保険外サービスのため全額実費。場合によっては、一般的な美容室よりも費用がかかってしまうこともあります。 そこで、泉大津市では年間最大4枚の助成券を交付。カット料金の一般的な相場は3000~4000円のところを2000円の自己負担で済ませられます。 特別な理由があるときだけ利用できる 本来、理美容サービスは理容室・美容室でおこなわなければならないと定められています。 しかし、病気や障がい、認知症など特別な事情がある人の場合は、特別に理美容師が出張してサービスを提供することを認められています。 そのため、「美容室まで行く時間がない」などの理由では利用できないのです。 ただ、認知症などのために美容室に行ったり美容室のいすに座っていられない場合でも、訪問理美容サービスであれば利用ができるので、大変助かるサービスとも言えます。 泉大津市以外にも訪問理美容サービスの助成をしている自治体は多くあるので、利用を検討している場合には役所などで確認してみると良いかもしれません。

2022/06/01

#お役立ち情報 #糖尿病治療

糖尿病患者の「希望のバッグ」とは?インスリン治療に役立つ情報を

予備軍の人を含めると、2000万人もいるとされている糖尿病患者。その治療法には食事療法や運動療法など生活習慣を改善するものもありますが、よく知られているのはインスリン注射によるものではないでしょうか。 しかし、実際にインスリン注射での治療が始まるとなると不安になるもの。「自分で正しく注射できるのか」「今まで通りの生活ができるのか」など、さまざまな心配事が出てくることでしょう。 そうした糖尿病患者をサポートするために日本IDDMネットワークは、「希望のバッグ」を無料で配布。インスリン治療が始まる患者に療養に役立つツールを1つのリュックにまとめています。 病気を正しく理解するために 認定NPO法人日本IDDMネットワークは、インスリン治療に関する冊子や治療に役立つ道具などをまとめた「希望のバッグ」の配布をおこなっています。 日本IDDMネットワークは、阪神・淡路大震災がきっかけとなって発足した団体。被災地の糖尿病患者がインスリンの入手が困難だったことを受けて、緊急時の対応を含めた患者・家族の会の全国的な連携をおこなうために前身の「全国IDDM連絡協議会」が立ち上がりました。 このバッグは、インスリン治療が必要と言われた糖尿病患者やその家族、インスリン治療についての情報が欲しい人向けに作られたもの。送料を負担するだけで糖尿病治療に関する正しい知識を手に入れられます。 バッグの中身は、専門家による解説や患者の体験談、糖尿病でも加入できる保険一覧などがまとめられた冊子、インスリン治療に関する薬、医療機器の一覧、注射器や血糖測定器が入るポーチなど。リュックタイプなので、非常時の持ち出し袋としても活用できます。 この他にも、患者の家族に向けたパンフレットなども入っているので、患者本人だけでなく家族にも役に立つ情報が手に入ります。 インスリン治療の”希望”に もし、糖尿病と診断されたら、さまざまな不安を感じることでしょう。 そこで、日本IDDMネットワークは糖尿病治療を始める患者が治療に関する疑問を解決して不安を解消できるように、この「希望のバッグ」プロジェクトを開始したそうです。 また、同じく糖尿病と戦う人の体験談を冊子に載せることで、「病気で苦しんでいるのは自分だけではない」と勇気づけたいという思いも込められています。 自分や身近な人が糖尿病と診断されて不安に感じていたら、こうした道具を活用してみるのも良いかもしれませんね。

2022/05/17

#お役立ち情報

肌を”さするだけ”で腰痛改善⁉痛くも辛くもない「スキンストレッチ」とは

「腰が痛い」「足が上がらない」といった身体の異変は、年を重ねるとともに起こりやすくなるもの。そのため「年だから」とそのままにしている人も多いかもしれません。 そうした人たちが施術を受けて「楽になった!」と言っているボディケア法があります。 それは「スキンストレッチ」。特別な道具を使って肌をさするだけで皮膚の”ヨレ”を治し、身体の痛みが取れたり姿勢が良くなる効果があるそうです。 そして今月、このストレッチを専門にした「スキンストレッチ専門センターcaizem(かいぜん)」が神奈川県秦野市にオープンしました。 肌を”さするだけ”ストレッチ 今月、秦野市で本格オープンしたのは「スキンストレッチ専門センターcaizem」です。 スキンストレッチとは、ステンレス製の「ドルフィン」というナイフ型の道具で皮膚をさするケアのこと。強くこすったりせず、肌を軽くなでるように滑らせることで皮膚のヨレを正し、身体のゆがみを直します。 このストレッチの考え方は、正しい位置に皮膚を戻して皮膚と筋肉をなめらかに動かせるようにすること。生活の中での動きの癖や運動不足などが原因で皮膚がゆがみ、全身のゆがみにつながるため、それを正すそうです。 例えば、いつも右を向いてテレビを見ていると、首を右に回すことはできても左には回しにくいといった場合も、このストレッチで正しい位置に皮膚を動かすことで左右ともに首を動かしやすくなるそうです。 また、スキンストレッチは自分でもおこなえるのが特徴。正しいストレッチ法を学ぶ必要がありますが、ドルフィンを使えばいつでもどこでもケアができます。 こうした手軽さと驚くほどの効果があるため、一流スポーツ選手がセルフケアに利用しているそうです。 無理に筋肉を伸ばす必要がない スキンストレッチは、肌をさするだけで身体の痛みや動きが改善する新しいケア方法。「さするだけで本当に効果があるの?」と疑いたくなってしまいますが、プロスポーツ選手から中高年まで幅広い人がその効果を体感しているそうです。 また、特に高齢者は一般的なストレッチだと、無理に筋肉を伸ばして身体を痛めてしまう危険があります。しかし、これは服の上からさするだけなので、そういった心配がなさそうで安心できますね。 自分でケアすることもできるようなので、新しい健康法として取り入れてみるのはどうでしょうか。

2022/04/13

#お役立ち情報 #コロナ対策

非対面で感染予防にも!薬専用ロッカー「PUDOお薬ステーション」

コロナ禍で非対面でのサービスが増えているなか、薬の受け取りも非対面でできるようになっています。 例えば、宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を活用した「PUDOお薬ステーション」が2月からサービス開始。これを使うことで非対面で薬の受け取りができ、薬局の待ち時間の短縮や混雑回避につながるそうです。 非対面で薬の受け取りを 宅配便の受け取りロッカー「PUDOステーション」のお薬専用ロッカーである「PUDOお薬ステーション」が開始されました。 PUDOステーションとは、コンビニやスーパー、駅などに設置されている荷物受け取りロッカーのこと。荷物の受け取り場所をこのロッカーに指定することで、自分の都合の良いタイミングで引き取れるサービスです。 今回開始された「PUDOお薬ステーション」は、そのロッカーのお薬専用サービス。店舗やオンラインで服薬指導を受けた後に、好きな時間にロッカーで受け取りができます。 これまでの店頭受け取りだと、長い待ち時間ができてしまったり、混雑している待合室で待機しなければいけないという問題がありました。 そこで、このロッカーを使うことで待つことなく薬の受け取りが可能。混雑の回避もできるので、感染対策にもなります。 このロッカーは各地で拡大中。大阪府東大阪市や枚方市にある「アカカベ薬局」や、富山県富山市の「チューリップ薬局」などで設置されています。 混雑を回避して感染対策にも 薬は定期的に受け取りに行かなければいけないものの、コロナ禍ということもあって対面での受け取りや混雑した店内に行くことは抵抗がある人もいるかもしれません。 そのときに、このロッカーのような非対面での受け取りサービスがあると助かりますね。コンビニが併設されている店舗もあるようなので、買い物ついでに受け取れるのもうれしいポイントです。 ただ、まだこのロッカーを設置している店舗は少ない様子。多くの人が活用できるようになるまでには時間がかかりそうですが、かかりつけの薬局で利用できたら便利なサービスですよね。

2022/03/30

#お役立ち情報 #介護機器

おむつでかぶれやすい高齢者の肌に。保湿成分たっぷりのおしりふき

排泄介助をする際、多くの介護施設ではぬらしたおしぼりで入居者のおしりを拭いているかもしれません。 しかし、常におむつやパッドをつけている人は蒸れて肌が敏感になりやすくなり、皮膚がかぶれてしまっていることも。そこでおしぼりやタオルで拭くと、肌を痛める原因になりかねません。 そうした皮膚トラブルを防ぐ商品が大人用介護用品ブランド「ネピアテンダー」から発売。肌にやさしいおしりふきや希釈して利用するおしり洗浄液、保湿成分を含んだぬれタオルなど、介助する人もされる人双方の負担を減らす商品です。 高齢者の肌の保護にこだわった商品 王子ネピアが展開している介護用品ブランドの「ネピアテンダー」から『おしりふき』『おしり洗浄液 つるんとさん』『ぬれタオル』が販売されました。 これらの商品は医療・介護施設向けのもので、介護する人とされる人のどちらの負担も軽減することを目的としているそうです。 まず『おしりふき』は、ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分をたっぷりと含んだシートタイプ。便が固まってしまっている場合も、シートの水分でやわらかくなるため、汚れをしっかりふき取れるそうです。 また『おしり洗浄液 つるんとさん』は、すすぎ不要の洗浄液。便などの汚れをあらかじめふき取ったあとに、この洗浄液で洗浄することできれいに汚れが洗い流せるそうです。こちらも保湿成分が含まれているので肌にやさしいのが特徴です。 そして『ぬれタオル』は清拭時に使える大判厚手シート。保湿成分をたっぷり染みこんでおり、乾燥しやすい高齢者の肌にも安心して使えます。 どの商品もスキンケアの観点から開発されているため、高齢者の敏感な肌にやさしい仕様になっています。 介護者の負担も減らせる? 排泄介助が必要な高齢者の多くが常におむつやパッドをつけているため、肌が蒸れやすく敏感な状態になっています。 さらに、寝たきりや長時間座っていることが多いと、床ずれを起こしていたりベッドやいすに圧迫されている部分が弱くなっていることも。その状態で普通のぬれタオルで拭いてしまうと、さらに肌を痛めたり出血してしまう原因になりかねません。 そういったときに保湿成分が含まれているものを活用できると、肌の保護につながるかもしれません。 この商品は特別な準備が必要なわけではないので、介護する側・される側双方の負担がへらせそうですよね。

2022/03/24

#お役立ち情報 #介護職員

介護施設で使える?「カスピ海ヨーグルト」が服薬補助ゼリーの代わりに

飲み込む力が衰えてくる高齢者にとって、飲み薬の服薬は大変ですよね。さらに年とともに薬の数が増えてきて「すべて飲むのが一苦労」という人もいるのではないでしょうか。 そうした服薬をサポートするものとして、フジッコが「カスピ海ヨーグルト」を提案。一般的なヨーグルトと比べて粘度が高いので、飲み込みやすいそうです。 また、市販の服薬補助ゼリーなどと比べても薬の溶けやすさに影響が少ないという研究結果も公表しています。 ヨーグルトで薬を飲む? 豆製品や惣菜で有名なフジッコが「カスピ海ヨーグルト」の服薬補助食品としての利用についての研究結果を発表しました。 年齢を重ねることによって飲み込み力が衰えると、水では薬の服薬が難しくなります。そのため、市販の服薬ゼリーなどを使って、飲み込みやすくしている人もいるでしょう。特に介護施設では、とろみ剤を濃いめに溶いて服薬ゼリーの代わりに使っているところも多いのではないでしょうか。 ただ、濃いとろみ剤で薬を包むことで、薬を消化しにくくなることもあるそう。介護施設では、入居者の排泄物から溶けていない薬が発見されることがあるという調査結果もあります。 日本摂食嚥下リハビリテーション学会の実験では、濃いとろみだと錠剤が溶けにくく有効成分の吸収もされにくいことがわかっています。 つまり、服薬の補助食品を使う場合は体内での溶けやすさも重要。そのためフジッコは、カスピ海ヨーグルト・服薬ゼリー・とろみ剤に便秘薬や利尿剤などを浸して、錠剤の崩れやすさ(崩壊性)と成分の溶けだしやすさ(溶出性)を調査しました。 その結果、カスピ海ヨーグルトは服薬ゼリー・とろみ剤と比べて、崩壊性と溶出性が低くなる傾向にありましたが、大きな影響のない範囲で収まっています。 そのため、カスピ海ヨーグルトも服薬補助食品として利用できるかもしれないとのことです。 ただ、乳製品との飲み合わせによって副作用の出る薬もあるので、医師や薬剤師に確認してから活用してほしいとのことです。 一定の”ねばりけ”で飲み込みやすさアップ 飲み込む力が衰えると薬を飲むことが難しくなってきます。 市販の服薬ゼリーやとろみ剤を使うのも良いですが、ヨーグルトの方が飲みやすいという人もいるかもしれませんね。 特にとろみ剤を水に溶かすときは、濃度にばらつきが出てしまいがち。カスピ海ヨーグルトであれば濃度が一定なので、使いやすいかもしれません。 薬との飲み合わせですべての薬で使えるわけではありませんが、服薬補助に使えるものの選択肢が増えるのは助かりますよね。

2022/03/14

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介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

介護付き有料老人ホームは、介護スタッフが24時間常駐している介護施設。介護サービスや身の回りの世話を受けられます。 この記事では、介護付き有料老人ホームの種類及び入居のための条件や必要な費用、サービス内容などを詳しく説明しています。 https://youtu.be/oK_me_rA0MY 介護付き有料老人ホームの特徴 介護付き有料老人ホームとは、有料老人ホームのうち、都道府県または市町村から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。24時間介護スタッフが常駐し、介護や生活支援などは施設の職員により提供されます。 主に民間企業が運営しているため、サービスの内容や料金は施設ごとに異なります。また、入居基準も施設により異なり、自立している方から介護が必要な方まで幅広く受け入れている施設も。選択肢が幅広いため、自分に合った施設を選ぶことができます。 看取りまで対応している施設も多数あり、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなります。 全体の概要をまとめるとこのようになります。 費用相場 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 15~30万円 入居条件 要介護度 自立~要介護5※1 認知症 対応可 看取り 対応可 入居のしやすさ ◯ ※施設の種類によって異なります。 特定施設入居者生活介護とは 特定施設入居者生活介護は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。指定を受けてこのサービスを提供する施設は、一般的に「特定施設」の略称で呼ばれています。 介護付き有料老人ホームの種類と入居基準 介護付き有料老人ホームには「介護専用型」「混合型」「健康型」の3種類があり、それぞれ入居条件が異なります。 介護度 ...

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グループホームとは|入居条件や費用、入居時に気をつけたいポイントを解説

認知症の方の介護は大変です。「そろそろ施設への入居を検討しよう」と思っても、認知症の症状があると、入居を断られてしまうのではと心配もあるでしょう。 グループホームは認知症高齢者のための介護施設です。住み慣れた地域で暮らし続けられる地域密着型サービスであり、正式な名称を「認知症対応型共同生活介護」といいます。 こちらの記事では、グループホームについて解説します。また、グループホームで受けられるサービスや費用、施設選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/EofVO7MRRDM この記事を読めばこれがわかる! グループホームの詳細がわかる! グループホームを選ぶ際のポイントがわかる! グループホームへ入居する際の注意点がわかる! グループホームとは グループホームとは、認知症高齢者のための介護施設です。専門知識と技術をもったスタッフの援助を受けて、要支援以上の認知症高齢者が少人数で共同生活をおくります。 「ユニット」といわれる少人数のグループで生活し、入居者はそれぞれ家事などの役割分担をします。 調理や食事の支度、掃除や洗濯など入居者の能力に合った家事をして自分らしく共同生活を過ごすところが、ほかの介護施設や老人ホームとは異なるポイントです。 グループホームの目的は、認知症高齢者が安定した生活を現実化させること。そのために、ほかの利用者やスタッフと協力して生活に必要な家事を行うことで認知症症状の進行を防ぎ、できるだけ能力を維持するのです。 グループホームは少人数「ユニット」で生活 グループホームでは「ユニット」と呼ばれるグループごとに区切って共同生活を送るのが決まり。1ユニットにつき5人から9人、原則1施設につき原則2ユニットまでと制限されています。 少人数に制限する理由は、心穏やかに安定して過ごしやすい環境を整えるため。環境変化が少なく、同じグループメンバーで協力して共同生活することは、認知症の進行を防ぐことに繋がります。 認知症の方にとって新しく出会う人、新しく覚えることが難しいので、入居者やスタッフの入れ替わりが頻繁にある施設では認知症の高齢者は心が落ち着かず、ストレスを感じ生活しづらくなってしまいます。その結果、認知症症状を悪化させるだけでなく、共同生活を送る上でトラブルを起こすきっかけとなります。 慣れ親しんだ場所を離れて新しい生活をするのは認知症の方には特に心配が尽きないもの。その心配を軽減するため、より家庭にできるだけ近づけ、安心して暮らせるようにしています。 グループホームの入居条件 グループホームに入居できるのは医師から「認知症」と診断を受けている方で、一定の条件にあてはまる方に限ります。 原則65歳以上でかつ要支援2以上の認定を受けている方 医師から認知症の診断を受けている方 心身とも集団生活を送ることに支障のない方 グループホームと同一の市町村に住民票がある方 「心身とも集団生活を送ることに支障のない」という判断基準は施設によって異なります。入居を希望している施設がある場合には、施設のスタッフに相談しましょう。 また、生活保護を受けていてもグループホームに入ることは基本的には可能です。しかし、「生活保護法の指定を受けている施設に限られる」などの条件があるので、実際の入居に関しては、行政の生活支援担当窓口やケースワーカーに相談してみましょう。 グループホームから退去を迫られることもある!? グループホームを追い出される、つまり「強制退去」となることは可能性としてゼロではありません。一般的に、施設側は入居者がグループホームでの生活を続けられるように最大限の努力をします。それでも難しい場合は、本人やその家族へ退去を勧告します。「暴言や暴力などの迷惑行為が著しい場合」「継続的に医療が必要になった場合」「自傷行為が頻発する場合」etc。共同生活が難しくなった場合には追い出されてしまうこともあるのです グループホームで受けられるサービス グループホームで受けられるサービスは主に以下です。 生活支援 認知症ケア 医療体制 看取り それぞれ詳しく見てみましょう。 生活支援 グループホームでは以下の生活面でのサービスを受けられます。 食事提供 :◎ 生活相談 :◎ 食事介助 :◎ 排泄介助 :◎ 入浴介助 :◎ 掃除・洗濯:◯ リハビリ :△ レクリエーション:◎ 認知症を発症すると何もできなくなってしまうわけではなく、日常生活を送るだけなら問題がないことも多いです。 グループホームには認知症ケア専門スタッフが常駐しています。認知症進行を遅らせる目的で、入居者が専門スタッフの支援を受けながら入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこないます。 食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで、そして洗濯をして干すといった作業や掃除も、スタッフの介助を受けながら日常生活を送ります。 グループホームでは、入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこなうことになります。 例えば、食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで。また、そして洗濯をして、干すまで…など。そのために必要な支援を、認知症ケアに長けた専門スタッフから受けられるのが、グループホームの大きな特徴です。 グループホームは日中の時間帯は要介護入居者3人に対して1人以上のスタッフを配置する「3:1」基準が設けられています。施設規模によっては、付き添いやリハビリなどの個別対応が難しいので、入居を検討する際は施設に確認しましょう。 認知症ケア 施設内レクリエーションやリハビリのほかに、地域の方との交流を図るための活動の一環として地域のお祭りに参加や協力をしたり、地域の人と一緒に公園掃除などの活動を行う施設も増えてきました。 グループホームとして積み上げてきた認知症ケアの経験という強みを活かし、地域に向けた情報発信などのさまざまな活動が広がっています。 地域の方と交流する「認知症サロン」などを開催して施設外に居場所を作ったり、啓発活動として認知症サポーター養成講座を開いたりするなど、地域の人々との交流に重きを置くところが増えています。 顔の見える関係づくりをすることで地域の人に認知症について理解を深めてもらったり、在宅介護の認知症高齢者への相談支援につなげたり。 こうした活動は認知症ケアの拠点であるグループホームの社会的な価値の向上や、人とのつながりを通じて入所者の暮らしを豊かにする効果が期待できます。 医療体制 グループホームの入居条件として「身体症状が安定し集団生活を送ることに支障のない方」と定義しているように、施設に認知症高齢者専門スタッフは常駐していますが、看護師が常駐していたり、医療体制が整っているところはまだまだ少ないです。 しかし近年、高齢化が進む社会の中で、グループホームの入居者の状況も変わってきています。 現在は看護師の配置が義務付けられていないので、医療ケアが必要な人は入居が厳しい可能性があります。訪問看護ステーションと密に連携したり、提携した医療機関が施設が増えたりもしているので、医療体制について気になることがあれば、施設に直接問い合わせてみましょう。 看取り 超高齢社会でグループホームの入所者も高齢化が進み、「看取りサービス」の需要が増えてきました。 すべてのグループホームで看取りサービス対応しているわけではないので、体制が整っていないグループホームの多くは、医療ケアが必要な場合、提携医療施設や介護施設へ移ってもらう方針を採っています。 介護・医療体制の充実度は施設によってさまざまです。介護保険法の改正が2009年に行われ、看取りサービスに対応できるグループホームには「看取り介護加算」として介護サービスの追加料金を受け取れるようになりました。 看取りサービスに対応しているグループホームは昨今の状況を受け増加傾向にあります。パンフレットに「看取り介護加算」の金額が表記されているかがひとつの手がかりになります。 グループホームの設備 グループホームは一見、普通の民家のようで、家庭に近い雰囲気が特徴ですが、立地にも施設基準が設けられています。 施設内設備としては、ユニットごとに食堂、キッチン、共同リビング、トイレ、洗面設備、浴室、スプリンクラーなどの消防設備など入居者に必要な設備があり、異なるユニットとの共有は認められていません。 入居者の方がリラックスして生活できるように、一居室あたりの最低面積基準も設けられています。このようにグループホーム設立にあたっては一定の基準をクリアする必要があります。 立地 病院や入居型施設の敷地外に位置している利用者の家族や地域住民と交流ができる場所にある 定員 定員は5人以上9人以下1つの事業所に2つの共同生活住居を設けることもできる(ユニットは2つまで) 居室 1居室の定員は原則1人面積は収納設備等を除いて7.43㎡(約4.5帖)以上 共有設備 居室に近接して相互交流ができるリビングや食堂などの設備を設けること台所、トイレ、洗面、浴室は9名を上限とする生活単位(ユニット)毎に区分して配置 グループホームの費用 グループホーム入居を検討する際に必要なのが初期費用と月額費用です。 ここからは、グループホームの入居に必要な費用と、「初期費用」「月額費用」それぞれの内容について詳しく解説していきます。 ...

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【動画でわかる】有料老人ホームとは?費用やサービス内容、特養との違いは

介護施設を探している中で「老人ホームにはいろいろな種類があるんだ。何が違うんだろう?」と疑問を感じることがあるかもしれません。 そこで今回は、名前に「老人ホーム」とつく施設の中でも、「有料老人ホーム」を中心に紹介。よく似ている「特別養護老人ホーム」との違いも見ていきます。 「老人ホームの種類が多すぎて訳がわからない」と思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。 https://youtu.be/eMgjSeJPT8c 有料老人ホームの種類 有料老人ホームには、以下の3種類があります。 介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 健康型有料老人ホーム この3種類の違いを以下にまとめています。 種類 介護付き有料老人ホーム ...

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