ニュース
そのもの株式会社は、「納豆の健康パワー」を世界へ広めたいという思いで、自社製品「sonomono納豆菌による納豆粉末」の健康効果を実証する研究をおこないました。 その結果、「納豆」には、糖尿病・高血圧症・肥満の予防や治療への有効性が期待されることが明らかになりました。この研究をまとめた論文は、国際学術誌「Nutrients」に掲載されています。 そのもの株式会社の研究でも「納豆の健康パワー」が証明されましたが、今「納豆」が、その高い栄養価で世界的に注目を集めています。 なぜ「納豆」が世界的に注目されているの? 日本人の平均寿命はなんと世界一です。この日本人が長寿ということは世界的にも注目されており、長寿の要因が研究されています。研究の中で日本人の伝統的な食文化が注目を集め、2013年には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。 では、何が長寿の要因なのでしょうか。それは、「納豆」などの伝統的な発酵食品が日本人の長寿に影響を与えているといわれています。 国立がん研究センターの研究では、「発酵性大豆食品(納豆、味噌)の摂取量が多いと死亡リスクが低くなる可能性がある」と発表されています。このことから、日本人の長寿を支えている納豆は、健康食品として世界的に注目されているのです。 世界的に需要が高まる「納豆」 今、世界的に注目されている納豆ですが、実はアメリカでも納豆の製造がおこなわれています。日本以外の国では納豆製造企業数が最も多い国です。それだけアメリカで納豆の需要が高まっているという証なのではないのでしょうか。 この他にも納豆は各国に輸出もされています。世界中で納豆が生活に根付く日も近いかもしれません。 しかし、納豆の匂いや粘りが苦手という人は少なくありません。納豆が苦手な人は、納豆菌を手軽に取り入れられるサプリメントなどがあります。 そのもの株式会社の「sonomono納豆菌による納豆粉末」もそのひとつです。誰もが手軽に無理なく納豆を取り入れ、健康に過ごせることを願います。
2022/10/21
最近よく「オンライン」という言葉を耳にする人も多いのではないでしょうか? オンラインとは、「インターネットにつながっている状態」のことで、店舗に出向かずにインターネット上で買い物をすることを「オンラインショッピング」と言ったり、旅行に行くときのホテルを予約をすることを「オンライン予約」と言います。 今回、その「オンライン」を使って、イーメディカルジャパン株式会社が高血圧疾患に特化した専門型オンライン診療サービス「高血圧イーメディカル」を開始しました。 オンラインでは、どんな診察をするの? オンライン診察では、ビデオ通話とチャット機能を通じ、初診から通院不要で15分以内に診察が完結。オンラインなので、日本全国どこからでも利用可能です。 薬も自宅に届き、高血圧に特化した専門医療チームによる治療体制、アプリと家庭血圧計を使った継続モニタリングを特徴とした新しいオンライン診療方法です。 日本人に多い「高血圧」 高血圧は日本人の主要な死因である心疾患、脳血管疾患の最大リスク要因であり、毎年10万人が高血圧を原因で死亡しています。そのため、適切な血圧コントロールは寿命を伸ばす大きな可能性があるのです。 その一方、治療により血圧をコントロールできている人のは全体の27%程度しかいません。 治療開始1年後には約半数が治療を中断してしまい、適切な治療法、治療薬があるにもかかわらず「治療が続けられない」という課題が多くの命を縮めています。 継続した治療を可能にするために 「高血圧イーメディカル」ならオンライン診療で、薬も自宅に届くため病院にかかる手間を圧倒的に解消できます。 さらに、提供されるアプリと連携する血圧系のデータをもとに専門の医療チームから高品質な診療・健診を受けられます。「症状も明確ではないし面倒だから病院に行かない」といった層に、強く働きかける力があるのではないでしょうか。 9月26日からは、高血圧疾患向けオンライン診療サービスとしてテレビCMが国内で初めて初でテレビCMが開始されたので、今後、さらなる需要が増えそうですね。
2022/10/06
診断精度が高くなったことや化学療法の質の向上により、がん治療が進歩しています。それによって、がん患者の寿命が改善し、病状が安定しました。 その一方で、循環器疾患(高血圧や心不全、血栓症など、心臓・血管に関する疾患)を合併するがん患者が増えています。 どうしてがん患者が循環器系の合併症を起こしやすいのか詳しく説明します。 どうして高血圧になりやすいのか? がん患者が高血圧になりやすい理由のひとつは、がん患者の高齢化が進んだことから、高血圧、糖尿病といった病気のリスクを多く抱えていることが挙げられます。そのため、がん発症時にすでに循環器疾患を合併しているケースもあるのです。 さらに、がんと循環器疾患は日本人の死因の1位と2位。2つの病気を併せ持つ方も必然的に多くなります。 また、抗がん剤を使用する副作用として高血圧を引き起こすことも原因のひとつであり、「がん」と「循環器疾患」は切っても切り離せない関係です。 ”高血圧ぎみ”でも心不全リスクが上昇 そうした背景のもと、東京大学や佐賀大学などの共同研究グループががんと高血圧の関連についての研究を実施しました。 その結果、がん患者の場合、高血圧の診断基準よりも低い「軽度高血圧」の状態でも心不全のリスクが高くなることが判明。具体的には、いわゆる”上の血圧”である「収縮期血圧」が140mmHg以上または”下の血圧”の「拡張期血圧」が90mmHg以上でも心不全リスクが上昇したそうです。 普段からできる高血圧の予防 重い病気につながる「高血圧」。普段から予防をすることが大切です。ここでは、日常でできる高血圧予防についてご紹介します。 食生活の見直し 野菜や果物を多く摂りましょう。野菜や果物には血圧を下げる効果があります。さらに塩分も控えるようにしましょう。 禁煙をする、たばこの煙を避ける たばこに含まれるニコチンは血圧を上昇させます。 お酒は適量を守る アルコールを大量に摂取すると 血圧が上昇します。 適度な運動をする 日頃からウォーキングなど有酸素運動をすることで血圧が下がります。 十分な睡眠をとる 睡眠中は副交感神経が活発化するため、血圧が下がります。 がんと高血圧、今まで関連づけて考えることのなかったテーマですが、これからはこの2つと上手く付き合うことが長寿の秘訣となりそうですね。
2022/09/27
進行すると人工透析が必要になり、生活に大きな制限がかかることもある慢性腎臓病。糖尿病や高血圧など他の生活習慣病や加齢が原因となることもあり、高齢者に多い病気でもあります。 そんな慢性腎臓病について、イギリスのブリストル大学が約25年にわたる研究結果を発表しました。 それによると、運動の習慣のある人は慢性腎臓病のリスクが習慣のない人よりも34%も減少していたそうです。 運動習慣が慢性腎臓病リスクを下げる? イギリスのブリストル大学が、運動習慣と慢性腎臓病の発症リスクについての研究結果を発表しました。 この研究は、42~61歳の男性2099人を対象におこなわれたもの。参加者に食事、運動、収入、生活水準などについてアンケート調査をおこない、エアロバイクを使って体力測定をしました。 こうして対象者の情報を集めた後、慢性腎臓病の発症の有無を約25年にわたって調査。この調査期間中に197人が慢性腎臓病を発症したそうです。 これらのデータを解析した結果、運動する習慣を持っていて体力のある人は、そうでない人よりも慢性腎臓病になるリスクが低く、34%も減少していることがわかりました。 合わせて、経済状態が悪くて体力の少ない人は、慢性腎臓病のリスクが88%も増加していることが判明。対して、経済状況が悪くても体力のある人は発症リスクの上昇率が32%増にまで抑えられていたそうです。 この結果を受けて、「研究チームは経済状況の悪い人は運動するための手段を活用できない可能性が高い」と指摘。すべての人が運動をできるように政治的に改善することが急務であると述べています。 できる運動から始めてみて 腎臓病は年を重ねることで発症しやすくなる病気のひとつ。というのも、腎臓の機能は加齢によって低下するからです。 さらに、加齢に加えて高血圧や糖尿病といった生活習慣病も併発すると、腎臓機能の低下は加速。状態が悪化すると、定期的に人工透析をする必要があったりと生活の質にも大きく影響してしまう怖い病気です。 そのため、高血圧や糖尿病などの腎臓病の原因となる持病がある場合は、運動を生活に取り入れることを意識した方が良いかもしれません。 ハードな運動をする必要はありません。「少しきつい」と感じる程度の有酸素運動を週に3~5日おこなうだけでも効果があるので、まずは自分が続けやすい運動を始めてみてはどうでしょうか。
2022/07/26
高血圧が気になっていても、毎日3食も減塩の食事を作るのは手間がかかって大変と感じる人も多いのではないでしょうか。 とくに帰りが遅くなる人や忙しい人では、塩分を控えた献立を考えたり作ったりすることはとても大変なことです。 とはいえ、市販されているお弁当では味付けが濃く、塩分も高めのものが多いため、高血圧の人が安心して買えるお弁当とはいえません。 高血圧が気になる人が食事を作る時間がない時に、手軽に買える減塩タイプのお弁当があれば助かりますし、それが美味しいお弁当ならもっと嬉しいですよね。 そこで、 老舗の仕出し業者「青山」では、電子レンジで解凍するだけで手軽に食べられる減塩タイプの冷凍弁当を売り出しました。 同社では、コロナで販売数が激減したことをきっかけに本格的な冷凍惣菜の販売を始めました。そして、その次に挑戦したのが減塩タイプの冷凍弁当。減塩と味を両立しようと、同社の職人が試行錯誤を繰り返して開発したそうです。 老舗仕出し店が作る減塩タイプの冷凍弁当 老舗の仕出し業者「青山」では、電子レンジで解凍するだけで手軽に食べられる減塩タイプの冷凍弁当7種類を売り出しました。 日本高血圧学会は治療には1日の塩分摂取量を6グラム未満とするよう推奨していますが、同社が開発した減塩タイプの冷凍弁当7種類の食塩相当量は1.14グラム~1.79グラムとなっています。また、減塩と味にこだわった本格的な冷凍弁当を食べた人からは「十分なうまみがあり、満足感を得られる」と喜びの声が聞こえています。 冷凍弁当を活用して豊かな食生活を 高血圧が気になる人は、1日あたりの塩分摂取量に気をつける食生活を送らなければなりません。しかし、塩分量を計算した毎日の食事作りはとても大変で、それがストレスになって体調悪化につながる可能性もあります。 そんな食事作りが「しんどい」と思う日には、毎食全てを減塩タイプの冷凍弁当にしてみたり、3食のうち1食を冷凍弁当に置き換えてみたりするだけでも、食事作りの手間やストレスを大きく軽減できます。 しかも、冷凍弁当は冷凍庫で保管ができるので、いつでも手軽に食べられることも便利で助かりますね。 食事は生活の楽しみであり、人生を豊かにするものです。 毎日の食事に上手に冷凍弁当を取り入れて、健康な食生活が送れると良いですよね。
2022/07/04
がんや糖尿病、心疾患など多くの人が気になる生活習慣病。健康診断の結果は悪くはないものの、将来的なリスクを知りたい人もいるかもしれません。 そこで、ウェルタス社は生活習慣病の発症リスクがわかる血液検査「My Nightingale(マイ ナイチンゲール)」の提供を開始。通常の健康診断や人間ドックのオプションに追加することで、10年以内の糖尿病や脳梗塞などの心血管障害の発症リスクがわかるそうです。 250もの項目を検査 「今は健康だけど、将来の生活習慣病を発症する可能性を知りたい」という人のためにウェルタス社が提供するのが、「My Nightingale」という血液検査サービスです。 この検査は、通常の健康診断ではわからない250もの多様な項目を測定することで、心血管疾患や糖尿病の10年後の発症リスクを算出します。 その算出結果は、「心臓年齢」「糖尿病体制スコア」「コレステロールバランススコア」「脂肪酸バランススコア」「炎症スコア」の5つの項目で各100点満点で評価。合わせて、心血管疾患と糖尿病のリスクを視覚的に教えてくれます。 このレポートでは、検査結果だけでなく各スコアの説明と改善方法も提示。「食物繊維を多く摂る」「糖分の多い食品を控える」といった生活習慣を改善する具体的なアドバイスが記載されているので、すぐに実行しやすくなっています。 また、この検査はフィンランドの約2万人分の血液データと、日本人6000人の血液データをもとに作成。対象者の10年間の病歴データも加えて、AIで独自の計算方法を構築して分析しています。 このような分析方法によって、正確性の高い血液検査が実現されています。 将来のリスクを知る 「健康診断の結果は悪くないけど、もっと詳しい検査をしたい」という人もいるかもしれません。 今回の検査では、測定をする250項目のうち16項目の検査結果がレポートでまとめられており、そのうちの11項目は一般的な人間ドック・健康診断では測定しない項目です。 そのため、通常の検査では「異常なし」という結果だった人でも、「将来の発症リスクが高め」という結果が出ることも。多くの項目の検査ができると詳細なリスクが把握できるので、早めの対策がとりやすいのではないでしょうか。
2022/06/27
「最近、ぐっすり眠れない」「昼間に眠くなる」など睡眠に関する悩みを持っている人がいるかもしれません。 年齢を重ねることで、寝付きが悪くなったり目覚める時間が早くなりすぎたりと睡眠の悩みは増える傾向があります。その原因のひとつが、睡眠中の光であることがアメリカの大学の研究によってわかりました。 その研究によると、寝るときの照明が明るい人は就寝時刻や起床時刻が遅いという傾向があり、糖尿病や高血圧になる確率が高かったそうです。 睡眠中の光が血糖値に影響 アメリカのノースウェスタン大学が、睡眠中の光と睡眠状況や健康状態の関係性についての研究結果を明らかにしました。 この研究は、63~84歳の高齢者552人を対象におこなったもの。対象者は腕時計型のセンサーを装着して、睡眠サイクルや活動量、光の量を計測しました。 こうすることで、対象者が実際に浴びた光の量を測り、24時間にわたって睡眠・覚せいのサイクルを客観的に調べられるそうです。 研究の結果、対象者の50%以上が寝ている間も何らかの明かりをつけていたことが判明。加えて、夜に浴びる光の量が多い人は、糖尿病や肥満、高血圧になる確率が高いこともわかりました。 さらに、寝るときの照明が明るい人は、就寝時刻・起床時刻が遅いという傾向があったそう。ちなみに、就寝時刻が遅い人は心血管や代謝に異常が出るリスクが高いことも、過去の別の研究でわかっています。 また、同研究チームは20代の若者を対象に睡眠中の光が健康状態に与える影響についても調査しています。 それによると、弱い光をつけたまま1晩寝るだけでも血糖値や心拍数が上がっていたそう。 光はまぶたを通過して目に入るため、弱い光でも睡眠に影響が出るそうです。 ライトの付け方にも気をつける 寝ている間は照明を消して部屋を真っ暗にしたくても、夜中にトイレに起きるために照明を消せないこともあるかもしれません。 そういう場合は、照明を足元だけ照らすというのもあり。最近は、コンセントに挿すだけで足元を照らしてくれるライトなどもあるので、検討してみると良いかもしれませんね。 「生活習慣病予防」というと食事や運動をイメージしがちですが、睡眠にも気をつける必要がありそう。睡眠の質を上げるために、夜間の光の強さにも気をつけたいですね。
2022/06/27
加齢とともに増加する病気のひとつに、「心房細動」があります。 これは、不整脈のひとつで心臓の心房という部屋が細かく震えるように動くことで、正しい心拍ができなくなる状態のこと。この病気の患者の平均年齢は75歳で、患者の84%が65歳以上と言われています。 しかし、心房細動が慢性化していると自覚症状がないことが多いのが実情。息切れやめまい、胸の苦しさなどの症状があっても「年だから」と見逃されてしまう傾向があります。 そこで、オムロンヘルスケア社が持ち運びのしやすい小型心電計「オムロン 携帯型心電計 HCG-8060T」を販売開始。不整脈などの自覚症状を感じたときに手軽に測定・記録ができるので、心房細動の治療に活用できるそうです。 超小型の心電計 医療機器の開発や販売などをおこなっているオムロンヘルスケア社が「オムロン 携帯型心電計 HCG-8060T」を日本国内で販売開始することを明らかにしました。 この心電計は、不整脈などの自覚症状を感じたときに心電図を測定・記録できるもの。縦3センチメートル、横9センチメートル、厚さ7.4ミリメートルとポケットにも簡単に入るサイズなので、測定したいときにすぐに取り出せます。 また、測定方法も簡単。専用のアプリを起動して心電計の電極に手で触れるだけで30秒で測定結果がアプリに表示されます。 この結果はアプリに自動で保存されるので、病院での診察の際に医師と共有することも可能。心房細動の治療に活用できるそうです。 息切れ、動悸を放置しない 心房細動の自覚症状は、息切れや動悸、めまいなど。しかし、こうした症状があっても「年だからしょうがない」と、治療をせずにそのままにしてしまいがちですよね。 ただ、心房細動が続くと血栓ができやすくなり、命の危険がある脳梗塞を引き起こす可能性が高くなります。 そのため、自覚症状を感じたら早めに病院に行くのが大切。あわせて今回の心電計を活用できれば、早期に治療ができるかもしれません。
2022/06/24
厚生労働省の2017年の調査によると、高血圧で悩んでいるのは約990万人。特に高齢になるほどに高血圧患者は増えており、30代では男性23.1%、女性7.6%であるのに対して、70代では男性68.9%、女性64.9%に増加しています。 この高血圧について、アメリカ心臓学会が「オメガ3系脂肪酸を毎日摂取することで、高血圧リスクが減少する可能性がある」という研究結果を発表しました。 ちなみに、高血圧リスクを下げるためには、1日3グラム以上のオメガ3系脂肪酸が必要。これをサーモンで摂取するとしたら、110~140グラムに相当する量です。 血圧を下げる脂肪とは アメリカ心臓学会が、「オメガ3系脂肪酸を摂取することで高血圧リスクが下がる可能性がある」という研究を発表しました。 オメガ3系脂肪酸とは、サバやイワシなどの青魚に多く含まれるEPAやDHA、アマニ油やなたね油などに多く含まれる成分。血液をサラサラにして心疾患や脳卒中などのリスクを下げる効果があるとされています。 今回の研究は、オメガ3系脂肪酸の摂取と血圧の関連を調査した71件の研究を分析したもの。全体で約5000人の各研究の参加者は、平均10週間の間に食事やサプリメントでオメガ3系脂肪酸を摂取しています。 分析の結果、次のような点がわかりました。 DHAとEPAを毎日2~3グラム摂る人は、最高血圧と最低血圧が低下する 血圧や血中脂質の高い人は、毎日3グラム以上の摂取でさらに血圧を下げる効果が期待できる このような変化は、血中脂質が高い人と45歳以上の人で多かった 研究グループによると、今回、分析対象となった研究のほとんどがEPAとDHAなどをサプリメントで摂取していたそう。そのため、「オメガ3系脂肪酸を多く含む食品を定期的に食べられない人は、サプリメントでも代用できることを示唆している」としています。 サプリの効果は確かではない 健康のためには、オメガ3系脂肪酸を多く含む食品を毎日食べたいですが、献立や食事の支度のことを考えるとなかなか難しいもの。そのため、サプリメントで摂取するのでも効果があるのであればありがたいですよね。 ただ、オメガ3系脂肪酸が含まれているサプリメントに「高血圧リスクを下げる」という一貫性のある研究結果が出ていないとのこと。そのため、血圧を下げるためにサプリメントのみに頼るのではなく、高血圧予防策のひとつとして取り入れるのが良いかもしれません。
2022/06/20
何万人もの人が糖尿病と共に暮らしているとされており、いわゆる「糖尿病予備軍」と呼ばれる血糖値が高めな人は何万人もいると推定されています。 こうしたことから血糖値への関心が高まっている近年ですが、個人で血糖値を測ることが一般的ではないのが実情。そのため、血糖値のコントロールを個人でするのは難しい状況でした。 そこで、SSST社は手首に巻くだけですぐに血糖値や血圧、脈拍が測れる「シュタインヘルスケア」を開発。健康や美容への意識が高い顧客の多い、美容院への販売を開始することを明らかにしました。 手軽にバイタル測定ができる美容院 信州大学発の企業SSST社は、腕時計型の測定器「シュタインヘルスケア」を開発。全国の美容院を血糖値や血圧、脈拍などのバイタルをチェックする拠点とするために、美容院へのリースを開始しました。 この測定器は、手首に腕時計のように装着するだけで血糖値、血圧、脈拍、ストレス値などを瞬時に計測できます。 特に血糖値に関しては、一般的な血糖値測定器が針を刺して採血をする必要があるのに対して、この測定器は腕に巻くだけで肌を傷つけずに測定が可能なのが特徴です。 なぜ、この測定器を美容院に提供することにしたかというと、美容院に通う顧客が健康志向の高い人ということがわかったから。事前に調査したところ、顧客のほとんどが自宅に体重・体脂肪・内臓脂肪・BMIを測定できる機械を持っており、日常的に健康に気をつかっていることが判明したそうです。 また、多くの高齢者にとって血圧や血糖値などのバイタルは気になるもの。そこで、地域の身近なお店である美容院でバイタル測定をできるようにすることで、地域の健康寿命の延伸に貢献することを目指すそうです。 健康志向の高まり これまでは、体重や血圧といったものは自宅でも気軽に測定できたものの、血糖値や脈拍などはなかなか気軽に測定できる情報ではありませんでした。 ただ、この10年ほどで平均寿命が5年近く伸びていることを背景に、いつまでも元気に活動したいという健康志向の高いシニアは増加。そこで、自分でも手軽に詳しいバイタルが測定できる機器が登場しています。 こうした機器の多くは、腕に巻くだけなど簡単な操作で測定できるのが特徴。なかには、スマホアプリで過去の測定値の確認もできるタイプもあるので、「しっかり健康管理をしたい」という人は活用してみるのも良いかもしれませんね。
2022/06/16
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。