特集
居宅介護支援とは、利用者が可能な限り自宅で自分らしい生活を送れるようにケアマネジャーがケアプランを作成し、関連機関と連携を取るように調整していく介護サービスです。 この居宅介護支援サービスは万人が公平に受けられるようにするため、制度発足から継続して利用者負担はなく、その費用はすべて介護保険財源で賄っていました。 しかし、少子高齢化で介護保険の対象になる人が増え、財源が圧迫されてきています。 そこで、国は増大する介護保険の費用を抑えるために、居宅介護支援費の一部を利用者にも負担を求めました。 それを受けて10月28日、ケアマネジャーが集う日本介護支援専門員協会は、居宅介護支援において現在おこなっている全額給付を今後も継続してほしいと国に要望書を提出したのです。 要望書の中身 要望書は、日本介護支援専門員協会や日本介護福祉士会など福祉系10団体の連名で提出されました。 中身は、居宅介護支援費を利用者が一部負担することに断固反対し、全額給付を維持するように要求するというもの。特に、全額給付が実現しているからこそ、居宅サービスが多種多様な利用者の状況に応じて効率的に提供されているという点を強調して訴えています。 全額給付の意義 居宅介護支援費の全額給付は、制度発足から今まで継続してきました。 この全額給付は、利用者それぞれが解決すべき課題や置かれている環境に応じて、医療・介護などのサービスが効率よく、誰に対しても総合的に提供されるようにするためにあります。 今回の要望書の中で、そうした意義は「今日の利用者に対しても薄らぐことはない」と強く訴えています。 もし居宅介護支援を利用者が一部負担することになれば、低所得者層は利用を控えることもあり得るでしょう。 しかし、居宅介護支援サービスは介護保険サービスを利用するための入口。有料化した結果、低所得者層にセーフティーネットとしての介護保険制度の手が届かなくなるおそれもあるのです。 居宅介護支援費の有料化は、2024年度の介護保健制度改正をめぐる大きな論点のひとつとなっています。今後の動向に注目ですね。
2022/11/08
「消臭力」でお馴染みのエステー株式会社が、20~69歳までの在宅介護をしている男女461人を対象に、コロナ禍における在宅介護に関する調査をインターネット上で実施しました。 このアンケートで、コロナ禍での在宅介護の実態が見えてきました。 在宅介護の実態 今回のアンケートの「コロナ禍になってから在宅介護の時間は増加したか」という質問では、53.2%の人が「在宅介護の時間が(非常に・やや)増えた」と回答。理由を尋ねると、「新型コロナウイルスの感染拡大による介護施設の利用の制限や休止が増えたから」と回答した人が50%以上を占めました。 次いで、「介護者も家にいる時間が増えて介護できる時間が増えたから」という理由も48%の人が挙げています。 次に、「介護を理由に離職をしたことがあるか」という問いには、40%以上の人が「介護を理由に離職をした」か「しようと思った」と回答。離職を考えるほど介護が負担になっていることを示唆しています。 さらに、コロナ禍での在宅介護の悩みも尋ねました。すると、「自宅にいる時間が増えた結果、在宅介護に関わる時間が長くなりストレスも増えた」という回答や「自分のプライベートな時間も作れず、ストレスが発散できない」といった回答が多数を占めました。また自分で介護する場面が増えたことから、「体力的に負担になっている」という回答も目立ちます。 新型コロナウイルスの流行が長引き閉塞感が漂う昨今では、外出してストレスを発散することが難しくなっています。しかしストレスとうまく向き合わなければ共倒れになってしまうおそれもあります。 そのため、遠出はできなくても近所の公園行ってリフレッシュするなど、コロナ禍でもできるストレス解消方法を見つけていく必要がありそうです。 ニオイも在宅介護の妨げに 在宅介護では排泄介助もおこなうことから、ニオイが気になる人も多数いるようです。 アンケートの中の「在宅介護をする中で空気中に漂っていたり物に染みついていたりするニオイが気になるか」という質問では、「(非常に・やや)気になる」と回答した人が70%以上に上りました。 また、このうち約4割の人は「ニオイのせいで他人を家の中に入れたくない」と回答したことも明らかになったのです。 「たかがニオイ」でも、他人を家の中に入れたくないと思うほど切実な問題です。使用済みのおむつは密封して処分するなど、ニオイへの対策が必要ですね。
2022/11/08
2016年の4月、兵庫県立西宮病院で認知症を患っている87歳男性が廊下で転倒し、重い障害を負った事故がありました。 男性の家族は、「看護師が転倒を防げたはずなのに対応しなかった」と主張し、約2575万円の損害賠償を求めていました。 事故の経緯 男性は2016年4月2日の早朝、看護師に付き添われトイレに行きました。 男性の対応をした看護師は、男性がトイレに入っている間に別の患者に呼び出され、排便介助の対応をしました。 男性は看護師が排便介助をしている間にトイレから出て、一人で廊下を歩き、転倒。頭を強打し、外傷性クモ膜下出血と頭蓋骨骨折で重い障害を負ったのです。 男性は2年後、心不全で亡くなっています。 家族と県それぞれの主張 家族は、男性はけがで「入院が長引いた結果、寝たきり状態が続き四肢がまったく機能しなくなった」と主張していました。 一方、県は、男性がトイレに入っている間に看護師が対応した別の患者は感染症を患っており、優先して排便介助をしたのはやむを得ないと主張しました。 それぞれの主張を受け神戸地裁は、「転倒する恐れが高いことは十分に予見できた」と認定し、県に532万円の損害賠償を命じました。看護師が対応した別の患者はおむつの中に排便すれば問題はなく、介助を優先するべき理由にはならないと県の主張を退けたのです。 一方、男性がすでに高齢であったこと、認知症も事故に影響していることなどを踏まえ、家族の主張より賠償額を減らしました。 このニュースを受け世間では、「夜勤は看護師の配置が少なく全員に目を配るのは難しい。看護師の配置基準を見直してほしい」「どうしても転倒をゼロにするなら、身体拘束するか鎮静剤を使うしかない」などと、医療・介護従事者を中心に反発が強まっています。
2022/11/08
10月25日、電子データ交換サービスを提供しているプラネットは、「高齢者介護に関する意識調査」というアンケートを9月に実施。20~70代の男女4000人を対象に、インターネット上で調査がおこなわれました。 介護は負担に感じる人が約9割に 今回のアンケートの「家庭で高齢者介護をしたことがあるか」という問いでは、約20%の人が「したことある」と回答。さらに介護経験のある人のうち5%の人が「二人以上」と答えました。 また、「家族内で誰を介護したことあるか」という問いでは、父や母といった親の介護が67.6%で最多を占めました。 高齢者の介護をした、またはすることを想像したときに「介護は負担に感じるか」という問いでは、「(とても・やや)負担に感じる」と回答した人が約90%という結果に。特に介護未経験のグループでは「とても負担に感じる」と回答した人が約60%となりました。 一方、介護を1人経験した人のグループでは「とても負担に感じる」とした人が約35%と、介護未経験のグループより少なくなっていることがわかります。 このことから、介護をまったくしたことない人の方が、より「介護は負担になりそうだ」と思っていることが明らかとなりました。 介護施設に入所したい人としたくない人は半々に 続いて、「介護施設に入所したいか」という問いでは、「入所したい」と回答した人が45.9%、「入所したくない」と回答した人が54.1%とほぼ半々という結果になっています。 さらに、入所したい理由を尋ねると、「家族に迷惑をかけたくないから」と答えた人が70%以上で最多。他には、「安心・安全に過ごせそうだから」や「負担がお金の面だけで済むから」といった理由も挙がりました。 一方「入所したくない」と答えた人にも理由も尋ねると、「家で過ごすほうがいいから」「経済的な負担が大きいから」と回答した人が多数を占めています。 どんなに両親のことを大切に思っていても、多くの人が想像している通り、24時間365日の介護では共倒れになる恐れも。適切に介護施設などの福祉サービスを活用することが、力を抜いて介護をするコツなのかもしれません。
2022/11/07
成人の8割が罹患していると言われる歯周病。歯が抜けるだけでなく、歯周病に起因する毒性物質が血管を通じて全身に回ることで、脳梗塞などの生活習慣病を発症させることも明らかになっています。 85歳以上の約半数が利用していると言われる入れ歯ですが、それに付着した菌も歯周病の原因に。そのため、入れ歯に菌をつきにくくすることが、歯の健康を守るためにも重要です。 こうしたことを受けて、入れ歯専門のクリニックである「コンフォート入れ歯クリニック」は、入れ歯の抗菌処理サービスをしていて、2022年11月から抗菌処理の郵送受付も開始しました。 入れ歯の抗菌処理とは 口の中は温度が高く湿気も多いため、細菌の繁殖しやすい環境が整っています。そのため、口の中に存在している菌は半日で4000倍にもなり、繁殖した菌は歯周病の原因になります。 こうしたことを防ぐために、コンフォート入れ歯クリニックの入れ歯の抗菌処理では、以下のような流れでおこないます。 ブラシで汚れを除去超音波洗浄機で除菌抗菌液をコーティング 一度、抗菌液でコーティングすれば、毎食後にブラシで入れ歯を磨いても抗菌効果は3ヵ月は持続するそうです。 この抗菌処理を終えたあとも、入れ歯の毎日のメンテナンスは必要。メンテナンスする場合は、入れ歯を落として壊さないようにタオルを下にひきましょう。 その後、ブラシで汚れを取り、洗浄液に2時間以上漬けて除菌すれば完了です。 歯周病が認知症の原因になることが明らかに 歯周病は、認知症の原因になるという研究も出てきています。研究では、歯周病菌を直接投与したマウスと正常なマウスの脳細胞内にある認知症の原因となるタンパク質の量を比較しました。 実験の中で、歯周病菌を投与されたマウスの方が正常なマウスに比べて、認知症の原因となるタンパク質の量が脳細胞内で10倍に増加していたことが明らかになっています。 つまり歯や歯茎の健康は、脳も含めた体全体の健康にもつながっているのです。適切な入れ歯のケアで、健康な毎日を過ごしましょう。
2022/11/07
金融庁の金融審議会の報告書によると、2022年現在の定年である65歳から30年生きると仮定すると、年金のほかに2000万円ほど必要になると言われています。 こうしたことを受けて10月24日、不動産会社のAnd Doホールディングスは「老後の住まいとお金に関する調査」を実施。調査は全国の50歳以上の873人を対象に、インターネット上でおこなわれました。 老後の不安は「お金」という声が多数 今回の調査の「老後の不安を感じるか」という問いには、50〜64歳の84.5%、65歳以上の72.9%が「不安を感じる(少し感じる人も含む)」と答えました。 この不安の原因を尋ねると、50歳〜64歳は老後の生活資金と回答した人が69.8%が最多という結果が出ています。 また、65歳以上は「自身の健康面の不安」と回答した人が59.7%を占め最も多くなりました。 「必要だと思う一人あたりの老後資金はいくらか」という問いでは、持ち家がある人は1000万円台が26.6%で最多。一方、賃貸に住んでいる人は、2000万円台と答えた人の割合が21.6%で最多となりました。 つまり、持ち家に住んでいる人は、賃貸に住んでいる人と違い毎月の家賃がかからないため、少なめに見積もっている人が多いようです。 また、持ち家がある家庭に準備している1人あたりの老後資金を尋ねると、1000万円未満との答えが多く、現在準備していないと答えた人を合わせると40%にのぼります。 老後の不安を解消するためには 老後のお金の不安を解消するためには資産運用も有効な一手です。しかし、個別株の投資や為替の差益で利益を出すFXなどはリスクも高く、片手間では難しいでしょう。 そこで政府は、少額を毎月積み立て将来に備える「つみたてNISA」と「iDeCo」を推奨しています。 つみたてNISAは最大20年の間、毎月100円から3万3000円(年間40万円)まで積み立てられて取引内で得られた利益は非課税。さらに、必要なときに資産の一部もしくは全額を引き出すことができることも、つみたてNISAのメリットです。 一方iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で掛け金を運用し任意で加入できる、第二の年金として位置づけられています。年金なので60歳まで出金することはできませんが、こちらも取引内で得られた利益は非課税です。 老後の不安を少しでも解消するためにも、未来の出費に備えておきたいですね。
2022/11/07
ピザやケーキ、インスタントラーメンなどの人が何らかの形で加工した食品はおいしいですよね。最近は食べ物の西洋化が進み、若い世代だけでなく、高齢者も加工食品を食べている姿を見かけます。 このように世代を問わず食べられる加工食品ですが、実は食べすぎると大腸がんになりやすくなるという研究結果があります。 この記事では、将来がんを発症するリスクが高い食品と、逆にがんの発症リスクを下げる食品を紹介していきます。 大腸がんのリスクが高い食品 アメリカのタフツ大学とハーバード大学の研究によると、ピザやケーキなどの加工食品をよく食べている男性は、ほとんど食べない男性に比べて大腸がんのリスクが29%高いことが明らかになりました。 さらに、ソーセージやベーコンなどの加工肉を食べている男性の大腸がんのリスクは、そうでない男性グループに比べ44%も高かったのです。 つまり、加工肉の食べすぎは腸内環境を悪くし、がんの発症リスクを上昇させる可能性があることがわかります。 大腸がんのリスクを高める加工食品の特徴は、全体的に塩分や脂肪、添加物が多く含まれており、食物繊維が少ないこと。その結果、大腸がんだけでなく、高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病のリスクも上昇します。 大腸がんのリスクを下げる食品 では、大腸がんのリスクを下げる食品にはどのようなものがあるでしょうか? 腸内環境の悪化ががんの発症リスクになるのであれば、逆に腸内環境を良くすれば、がんの発症リスクが抑えられるかもしれません。 実際、先述したタフツ大学とハーバード大学の研究で、ヨーグルトをよく食べている女性は大腸がんのリスクが17%減少したことが判明。ヨーグルトや納豆などの発酵食品には、腸内環境を改善する効果があることがわかりました。 もちろん、発酵食品は一度に多く食べる必要はなく、毎日継続して摂取することが大切。一日の献立に発酵食品を取り入れ、腸内環境を改善していきましょう。
2022/11/04
11月30日が何の日か知っていますか? 11月30日は、自分の人生の終え方を考える、「人生会議の日」。「良いみとり、みとられ」という語呂合わせで覚えると覚えやすいですね。 この「人生会議の日」は、自分の目の前に死が迫っている段階になったときに備えて大切な人たちと、元気なうちから人生の終わりについて考えておく機会をつくるきっかけになることを目的として制定されました。 人生会議とは? 人生会議とは、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の愛称。厚生労働省によって名づけられたものです。 では、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とはなんでしょうか? これは自分の間近に死が迫ったとき、どのような医療を受けたいか、また受けたくないか、どこで最期を迎えたいかを周りの人と話し合うことです。 具体的には以下のようなことを考え、周りの人に伝える必要があります。 自分の力で呼吸できなくなったとき、人工呼吸器をつけるといった延命治療を受けるかどうか自分で水も飲めなくなったときに、流動食をチューブでお腹まで送り込む胃ろうを受けるかどうか また、話し合いの中で必要だと判断すれば、ケアマネジャーや医師など、介護や医療の専門家から適切なサポートを受けることも大切です。 生前にしっかりと意思表示を 人生会議を通して明らかになった希望が、人生が終わるときにしっかりと実現されるようにする必要があります。 そのため、人工呼吸器や胃ろうを受け入れるかなどといった意思表示は、事前指示書という文書に残しておきます。これをリビングウィル(生前の意思表示)といいます。 自分や親しい人の死について、なるべくなら考えたくないという方もいるかもしれません。しかし、最期までその人らしくあれる人生を送るためにも、11月30日に人生の終え方について考えてみませんか。
2022/11/04
高齢者が長い間元気に過ごすためにも、転倒は避けたいところ。転倒によって入院した高齢者は体力も落ちやすく、より一層転倒を防ぐことが大切です。 そこで、大阪市立大学が転倒防止指導に関する研究を実施。「自宅見取り図」を利用した転倒防止指導が、リスク軽減につながる可能性があるという結果を発表しました。 高齢者が転倒してしまうことのリスク 高齢者は大きな骨がもろくなっており、転倒するだけで骨折してしまうことも。さらに骨折してしまうと、治るのに時間がかかり、今まで自立して生活できたのが、介助が必要になってしまったりすることも考えられます。 つまり転倒を予防することで、高齢者が介助を必要とせずに元気に生活できる期間が伸びるのです。 自宅見取り図で転倒予防が効果あるかの研究 10月20日、整形外科疾患で入院している65歳以上の高齢者60人を対象に、大阪市立大学が研究をおこないました。 まず、通常のリハビリのみをしたグループと、通常のリハビリに合わせて退院するときに転倒予防の指導をしたグループに分けました。 この転倒予防の指導とは、患者に描かせた自宅の見取り図を用いて、転倒リスクが高い場所の改善方法を伝えることです。 その後、追跡調査をすると、一般的なリハビリをしたグループでは2ヵ月で7.7%の人が転倒したのに対し、自宅の見取り図上で転倒指導をしたグループでは転倒者はいなかったのです。 しかし、2ヵ月を過ぎると転倒指導をしたグループでも転倒者が出てきて、両グループの間に差はほとんど見られませんでした。 このことから、自宅見取り図を用いた転倒予防の指導は、短期的な効果が期待できることが分かっています。ただ、2ヵ月以上の効果は確認できなかったことから、さらなる施策を打つ必要がありそうです。 この研究をリードした大阪市立大学は、「早い段階の退院を余儀なくされる人が増えており、退院した人の再転倒防止が早急の課題だ」としています。
2022/11/04
認知機能を維持するためには、脳を鍛えて、考える習慣を持つことが大切です。 そこで京セラ未来エンビジョン株式会社は、手軽に脳のトレーニングができるように脳トレスマートフォンアプリ「しらせあい 脳トレ 紡(つむぎ)」を開発しました。 「しらせあい 脳トレ 紡(つむぎ)」で認知機能の維持を 「しらせあい 脳トレ 紡」は、同社が以前から開発していた「サウンドマインド」を利用して作られました。 サウンドマインドは地方自治体や介護施設向けに開発された、脳のトレーニングができて認知症予防にもなるアプリ。神経内科の専門医とAIの分析から、ユーザーごとの特性に合わせた50種類以上のトレーニングメニューが提供されます。 さらにアプローチ方法も多彩で、認知症になると極端に衰える言語・認知・記憶・思考・注意の5つの領域を鍛えられます。 このように、さまざまな機能があるサウンドマインドを、介護関係者だけでなく一般の人にも使いやすく改良したスマートフォンのアプリが「しらせあい 脳トレ 紡」です。 「しらせあい 脳トレ 紡」をダウンロードすると、はじめに認知機能を試す問題が複数あり、それをもとに使用者の認知機能が判定。その判定結果を踏まえたうえで、個別に合ったトレーニングメニューが作成されるのです。 メニューに基づいて実施された日々のトレーニング結果はスコア化され、グラフ上で管理。管理もトレーニングもスマートフォンだけで気軽にできるため、毎日の認知機能のメンテナンスにも良さそうです。 認知症予防するためには毎日の生活習慣も重要 認知症の予防は、脳トレでパズルを解くこと以上に重要なことがあります。 それは、運動、バランスの取れた睡眠、十分な睡眠といった毎日の生活習慣を整え、いろいろな人と意識的に関わること。毎日の生活習慣を整え、外部からの刺激を十分に受けたうえで、脳のトレーニングをしましょう。
2022/11/02
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。